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  • press
  • 圧搾

ワインづくりの工程の中で、果汁(もしくはワイン)と果皮や種子などを分離する作業。白ワインはぶどうのアルコール発酵前に実施して果汁のみを発酵させ、赤ワインアルコール発酵マセラシオン後に実施、ロゼワインアルコール発酵マセラシオン中で適度な色になったところで実施する。一般的に圧搾の際に最初に自重で出て来る液体をフリーランワイン、その後圧搾機で搾ることによって出て来る液体をプレスワインと呼ぶ。フリーランワインはピュアな味わいで、プレスワインは厚みがあって複雑だがクセやエグミの強い味わい。

  • powdery mildew
  • ウドンコ病

ぶどうの病害の一つ。カビの一種で、枝や果実が白い粉状の胞子で覆われてしまい、果実腐敗の原因となる。対策としてはぶどうの開花時に硫黄を含んだ薬剤を散布するのが最も一般的。この時期にぶどう畑を訪れると、温泉のような香りがする場合があるのは、この対策のため。

  • pink grape
  • グリぶどう

完熟した際に、果皮の色調が淡いピンク~淡い紫色に色付くぶどうのこと。主に白ワインの原料となる。

  • pruning
  • 剪定

ぶどうの休眠中に行う作業で、翌シーズンのために前シーズンに伸びたぶどう樹の枝を切って樹形を整えること。翌シーズンのぶどうの収量や品質を決定付けるとても大切な仕事。

  • Primary Aromas
  • 第一アロマ

ワインの香りをあらわす言葉の一つで、原料のぶどうに由来する香りのこと。果実、花、植物、スパイスなどの香りが中心。

  • Passito
  • パッシート

イタリアでの陰干しによる甘口ワインの呼称。

  • Parellada
  • パレリャーダ

スペイン・カタルーニャ州の白ぶどう品種。カヴァの主要3品種の一つで、カヴァにフレッシュさと花のような香りを与える役割をしている。軽やかでアロマティックな早飲みタイプのスティルワインの原料にもなっている。

  • Palomino
  • パロミノ

スペイン・アンダルシア州の白ぶどう品種。辛口タイプのシェリーの原料として大変重要。

  • ph
  • pH

溶液の水素イオン指数を表す数値。溶液の酸性~アルカリ性の度合いを示す。ワインのpHは2.9~4弱とかなりの酸性。基本的に総酸量の多いワインほどpHは低い傾向があるが、醸造方法や原料となるぶどうなどによっても変化する。醸造時の重要な指数。

  • Pièce
  • ピエス

小樽の一種。主にフランスブルゴーニュ地方(228リットル)やシャンパーニュ地方(205リットル)での樽の呼び名。

  • Pic-Saint-Loup
  • ピク・サン・ルー

フランスラングドック地方のA.O.C.ワインの呼称。2017年に地方名ワインから村名ワインに昇格した注目の産地。赤とロゼのみでシラーを主体にグルナッシュムールヴェードルなどをブレンドする。標高の高い山側の産地で、涼しさを感じさせる上品でタイトな味わいのワインをうむ。

  • Pinot Gris
  • ピノ・グリ

ピノ・ノワールの果皮の色が突然変異でピンク色になったグリ系ぶどう品種。厚みのあるボディ感とゆったりとした低めの酸味、ほんのりとした苦味などが味わいの特長。強さとコク厚みに加えて、豊かな香りもあり、近年世界中で人気が上昇している。イタリアではピノ・グリージョ、ドイツではグラウ・ブルグンダーもしくはルーレンダーと呼ばれる。

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  • Pinot Grigio
  • ピノ・グリージョ

ピノ・グリイタリアでの呼び名。アメリカオーストラリアなどでも、イタリア風に軽やかなスタイルに仕上げる際にはこの呼び名を使うこともある。

  • Pinot Nero
  • ピノ・ネロ

ピノ・ノワールイタリアでの呼び名。

  • Pinot Noir
  • ピノ・ノワール

フランスブルゴーニュ地方が原産。世界の黒ぶどうの中でカベルネ・ソーヴィニヨンと人気を二分する国際品種。キーワードは比較的淡い色調、広がる華やかな香り、繊細な果実味、しっかり酸、キメ細かいタンニン、重くならないけど複雑な味わいなど。きまぐれではあるが、エレガントな味わいの典型を生むぶどうの一つ。栽培が難しくカベルネ・ソーヴィニヨンと比べると成功している産地は少ない。代表的な産地はブルゴーニュの他、アルザスドイツアメリカカリフォルニアとオレゴン、ニュージーランドなど。シャンパンの主要ぶどうの一つでもあり、スパークリングワインの原料としても重要。

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  • Pinot Bianco
  • ピノ・ビアンコ

ピノ・ブランイタリアでの呼び名。

  • Pinot Blanc
  • ピノ・ブラン

ピノ・ノワールの果皮の色が突然変異でなくなった白ぶどう品種。シャルドネに似たニュートラルだが安定した味わいのワインをうむ。イタリアではピノ・ビアンコドイツではヴァイス・ブルグンダーと呼ばれる。

  • Pinot Meunier
  • ピノ・ムニエ

ムニエを参照。

  • Pfaltz
  • ファルツ

13個あるドイツのワイン産地の一つ。フランスアルザス地方に隣接する、ドイツの中では南にある温暖な産地の一つで、上質な辛口白ワイン赤ワインの産地として知られる。

  • Phylloxera
  • フィロキセラ

北アメリカ原産の昆虫で、ぶどうの害虫としては最も恐れられているもの。ぶどうの根や葉に寄生して樹液を吸う。寄生されたぶどうは最終的に枯死してしまう。19世紀の中頃にアメリカからヨーロッパに輸入されたぶどうの苗木に付着してヨーロッパに侵入し、ヨーロッパのぶどう畑を壊滅させた。対策はフィロキセラ耐性を持つ北アメリカ系の台木への接木苗を使用すること。

  • Pouilly-Fuissé
  • プーイィ・フュイッセ

フランスブルゴーニュ地方のマコネ地区のA.O.C.白ワインの呼称。マコネ地区の中でも特に優れた村から生産される5つの村名ワインの中でも、最も評価の高いワインをうむ。シャルドネからの果実味と酸味と骨格が一体となった厚みのある辛口。

  • Petite Sirah
  • プチ・シラー(プティット・シラー)

シラーとは全く関係のない黒ぶどう品種。色が濃く、タンニンが強いので、主にアメリカブレンドの素材として使われる。南フランスのデュリフであると言われているが、複数品種の混植の畑や、よりマイナーな別品種も含めて、まとめてこの名前で呼ばれている。

  • Petit Verdot
  • プティ・ヴェルド

フランスボルドー地方原産の黒ぶどう品種。色濃く、力強く、スパイシーな、品質の高いワインをうむが、晩熟で完熟しないリスクが高いため、現在では主に補助品種として細々と栽培されている。近年、日本でも可能性の高い品種として注目されている。

  • Priorat
  • プリオラト

スペイン・カタルーニャ州のワインの呼称。小さいながらスペインで2つしかない最高クラスのD.O.Ca.格付けされている重要な産地。修道士によって開墾された粘板岩の土壌の急斜面に畑があり、今も手で畑仕事が行われている。カリニェナガルナッチャからの濃密な赤ワインと、極少量の白とロゼ。

  • Premier Cru
  • プルミエクリュ

日本語訳は1級。フランスのワインに見られる表示で、公的な格付けグランクリュに次ぐ位置にあるという証明。

  • Press wine
  • プレスワイン

圧搾工程の中で、フリーランワインを抜いた後の果皮などを圧搾機でプレスして得られるワイン。フリーランワインと比較すると、タンニンが多く、ボディ感のあるタイプになる。上質なものはフリーランとブレンドして味わいに複雑性を与えるのに使用される。圧搾機の圧力によって味わいが変わり、強い圧力をかけたものは強い収斂味やエグ味を持ち、格落ちのワインや蒸留用のワインになる事が多い。

  • Provence
  • プロヴァンス

フランス南部のワイン産地。ニースやカンヌなどの世界的なリゾート地を抱える観光地。ワイン産地としては、この産地のワインの9割近くがロゼワインという、淡い夕焼けの色をした辛口のロゼの大産地。

  • Prosecco
  • プロセッコ

イタリアヴェネト州のD.O.C.の呼称。スティルや微発泡(フリッツァンテ)タイプもあるが、ほとんどがスパークリングワイングレーラ種のぶどうからつくられる、白桃や白い花を思わせる香りがする、フレッシュという言葉がピッタリの味わい。軽やかで爽やかなので、食前のスパークリングワインとして世界的に大人気になっている。今、世界で最も消費されているスパークリングワインの呼称。

  • Pay d'Oc
  • ペイ ドック

フランスラングドック地方のI.G.P.ワインの呼称。地方全体をカバーし、フランスI.G.P.の実に半分の生産量を誇る、フランス最大のI.G.P.ワイン産地。多くがラベルにぶどう品種名を表示したヴァラエタルワイン

  • PET Bottle
  • ペットボトル

近年少しずつ増加している容器。スクリューキャップのガラス瓶同様に取り扱えるだけでなく、ガラス瓶と比較すると軽量で、破損しにくく、リサイクルがしやすいため、人気がある。通常のペットボトルは酸素を透過してしまうため、ワインには適さないとされているが、ワイン用として使用されているペットボトルは内面に特殊なコーティングをすることで酸素の透過性を抑えている。

  • Pétillant
  • ペティヤン

フランス語での弱発泡性(3気圧未満)のスパークリングワインの総称。

  • Pedernã
  • ペデルナン

ポルトガル白ぶどう品種。アリント(Arinto)とも呼ばれる。柑橘を思わせる強い香りと、鋭く強い酸味が特長。ヴィーニョ・ヴェルデに酸味を与えるブレンド用のぶどうとして知られるが、あたたかい産地でも酸を保持するためポルトガル全土で広く栽培されている。

  • Pauillac
  • ポーイヤック

フランスボルドー地方のA.O.C.ワインの呼称。ジロンド川左岸のメドック地区のA.O.C.オー・メドック内にある、6つの村名ワインの中の一つ。6つの村名ワインの中で、最も濃密で長期熟成ポテンシャルのあるワインをうむと言われる。

  • Port
  • ポート

世界3大酒精強化ワインの一つ。世界遺産でもあるポルトガルのドウロ渓谷で生産され、下流のポルトの町で熟成されるためポートワインという名前になった。ルビー、トゥニー、ホワイト、ロゼの4タイプの他に、ヴィンテージ・ポートなどのスペシャルタイプが存在する。一部の例外を除いて甘口のコクのあるデザートタイプ。

  • preservative
  • 保存料

保存料としてはソルビン酸が主に使用されている。微生物の働きを抑える効果があるために、多くの場合は糖分の残っているワインの再発酵を防止するために添加される。こちらも亜硫酸塩同様、食品衛生法によって使用の最大値が決められているため、人体への悪影響はなし。ソルビン酸の使用量の上限は0.2g/kg。

  • Polyphenol
  • ポリフェノール

ワインの健康成分として注目されている成分。過剰な活性酸素を消去する効果を持つ。ポリフェノールはぶどうの果皮や種子に多く含まれるので、果皮や種子をマセラシオンする赤ワインに多く含まれる。また、同じ赤ワインでも原料となるぶどうによってポリフェノールの含有量は異なる。果肉に対して果皮が厚く、種子が大きい品種(つまり色が濃く、渋みの強い品種)が多くポリフェノールを含む。

  • Portugal
  • ポルトガル

歴史の古いワイン生産国。特に酒精強化ワインの産地として知られ、ポートマデイラという世界3大酒精強化ワインのうちの2つを擁する。スティルワインで有名なのは、ヴィーニョ・ヴェルデ、ダォンなど。

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  • Portugieser
  • ポルトギーザー

オーストリア原産でドイツや東欧でも広く栽培されている黒ぶどう品種。ブラウアー・ポルトギーザー(Blauer PortuGIeser)とも呼ばれる。やわらかな果実味でカジュアルな味わいのワインをうむ。

  • ヴィティス・ヴィニフェラ
  • Vitis vinifera

3種あるぶどうの系統の中で、北米系と呼ばれる系統の代表種。この一群にはコンコードやナイアガラなどの生食用や果汁・加工品用のぶどう品種が属する。フォクシー・フレーバーと呼ばれる独特の強い香りがあるので、食事と合わせるテーブルワインの原料としてはあまり用いられない。

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