- ロウペイロ
- Loupeiro
ポルトガルとスペイン・ガリシア州の白ぶどう品種。シリア、コデガ、ドニャ・ブランカなどの多くの異名を持つ。ブレンドの原料としてワインに華やかな香りを与える他、ホワイトポートの原料にもなる。
- ロウレイロ
- Roupeiro
ポルトガル北部の白ぶどう品種。ヴィーニョ・ヴェルデの主要品種の一つで、単一品種でワインになる事もある。華やかな甘い桃を思わせる香りと瑞々しい果実味が特長の、魅力的な味わいのワインを産む。
- ローヌブレンド
- Rhône Blenc
南仏ブレンドと同義。
- ロール
- Rolle
ヴェルメンティーノのプロヴァンスでの呼び名。
- 濾過
- filtration
ワインの製造工程の一つ。清澄を行ったワインの透明度をさらに高めたい場合に行う作業。濾過器を通して細かい濁りまで除去する。ただ、ワインの濁り成分は旨味成分でもあるため、濾過を行わないかったり、粗いフィルターで濾過を行う場合も多い。
- ロシアン・リヴァー・ヴァレー
- Russian River Valley
アメリカ・カリフォルニア州のソノマにあるAVA。西の海岸山脈の隙間から冷たい海風が流入する冷涼な地域で、カリフォルニアを代表する高品質のシャルドネやピノ・ノワール(特にピノ・ノワール)の産地として定評がある。
- ロゼ・ダンジュ
- Rosé d'Anjou
フランス・ロワール地方のアンジュの町周辺で生産される、やや甘口のロゼワインのA.O.C.呼称。ピンク色をしたフルーティでキュートな味わいのロゼワインで、グロロー種を主体とする。
- ロゼワイン
- Rose Wine
皮に色を持つぶどうの色素を何らかの方法で抽出してつくられる、ごく淡いピンク色~赤ワインに近い淡い赤色をしたワインのこと。色素を抽出する代表的な方法としては、マセラシオン、直接圧搾法、混醸の3つが挙げられる。法律で禁止されているエリアも多いが、白ワインに少量の赤ワインを色付けに用にブレンドしてつくられる事もある。
- ロッソ
- Rosso
イタリア語で赤のこと。
- ロブレ
- Roble
ロブレはオークの意味。クリアンサ(6ヶ月以上樽熟成)に満たない、3~5ヶ月程度オーク樽で熟成させたワインに使用される表現。
- ロマーニャ
- Romagna
イタリア・エミリア・ロマーニャ州のD.O.C.ワインの呼称。州の東部を広くカバーし、その下にサンジョヴェーゼ、トレッビアーノなど複数の呼称が包括される。
- ロワール
- Loire
フランスの中央部~西部に向かって流れるロワール川沿いに広がる産地。河口域から上流域まで全長1,000kmもの広範囲を含むため、多彩なワインが生産されるが、全体的に比較的冷涼な気候の爽やかで軽やかなタイプのワインが多い。有名なワインとして、ミュスカデ、ロゼ・ダンジュ、ヴーヴレ、シノン、サンセール、プーイィ・フュメなどが挙げられる。代表的なぶどうは白がミュスカデ、シュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン、赤がカベルネ・フラン。
- ロンディネッラ
- Rondinella
イタリア・ヴェネト州の黒ぶどう品種。コルヴィーナやモリナーラとブレンドされ、ヴァルポリチェッラやバルドリーノなどの有名な赤ワインをうむ。