- Kabinett
- カビネット
ドイツやオーストリアのワイン法における格付けの一つで、通常よりもよく熟した糖度の高いぶどうから生産される高品質のワインの事。原料のぶどうの糖度が格付けのポイントで、その後の発酵に関する規定はないので、味わいは限定されない(辛口~やや甘口まであり)。名前の由来は良質のワインを取っておいた棚(キャビネット)から。
- Kaminoyama
- 上山
かみのやま。山形県の内陸部、蔵王山の西麓に位置するワイン産地。山形盆地の南端に位置し、雨が少なく日照時間が長い。特に収穫期の雨量が日本の他の産地よりも少ないのが強み。高品質のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロの産地として知られるが、シャルドネも良いものが収穫される。洋梨、桃など他の果実の産地としても有名。
- Kikyogahara
- 桔梗ケ原
日本を代表するメルロからの赤ワインで知られる、長野県塩尻市の生産地区の一つ。塩尻駅の周辺に広がる奈良井川右岸の一帯。長野県のワインづくり発祥の地。
- Kerner
- ケルナー
ドイツで1969年にトローリンガーとリースリングを掛け合わせてうまれた白ぶどう品種。日本でも北海道で栽培され成功いている。リースリングに似た風味を持つが、よりマイルド。ドイツ系の交配品種の中では品質面で特に評価の高い品種の一つ。
- Koshu
- 甲州
日本で1,000年の歴史を重ねると言われる、日本固有の皮の色がピンク色のグリぶどう。日本のワイン用ぶどうとしては最も栽培面積が広い。他のぶどう品種ではあまり感じない日本酒や米に例えられる日本を感じさせる要素と、八朔や夏みかんなどの和の柑橘のフレーバーが特長。自分からはあまり強く主張しないが、日本の素材や料理に寄り添う穏やかでしっとりとした味わいのワインをうむ。シュール・リー製法によるスッキリとした辛口が現在の主流。