- lacking
- オリ引き
ワインの製造工程の一つ。発酵が終わったばかりのワインには、ぶどうや酵母のかけらなど細かい浮遊物によって濁っている。これらは時間とともに貯蔵容器の底に沈みオリとなる。このオリを取り除くために定期的に上澄みの部分を別の容器に移しかえること。
- Local Varieties
- 地場品種
固有品種を参照
- lactobacillus
- 乳酸菌
空気中に常在し、多くの発酵食品において重要な役割を果たす菌。ワインにおいてはマロラクティック発酵をおこし、味わいやワインの安定性に影響を与える。
- La Mancha
- ラ・マンチャ
①スペイン内陸部の台地(メセタ)南部にある地方名。延々と続く極端な大陸性気候の乾燥した平原に300,000ha以上ものぶどう畑が広がる。スペイン全体の約半分のワインを生産する大産地。 ②同エリアのD.O.ワインの呼称。認定ぶどう畑が160,000haにもなる、単一の原産地呼称としては世界最大の産地。
- Light Body
- ライトボディ
最も軽やかなタイプのワイン。色が明るく、フレッシュな果実味主体で、渋さも少なめ、アルコールも低めといった味わいが連想される。
- Languedoc
- ラングドック
①フランス南部・地中海沿岸のワイン産地。ぶどうの生育に適した温暖な地中海性気候に恵まれ、170,000haものぶどう畑が広がるフランス最大(全体の40%を占める)のワイン産地。伝統的な南仏ブレンドのワインに加え、ぶどう品種名をラベルに表示したいわゆるヴァラエタルのI.G.P.ワイン(ペイ ドック)やテーブルワインの大産地となっている。 ②フランス・ラングドック地方全域をカバーする、この地方のベースとなるA.O.C.ワインの呼称。
- Lambrusco
- ランブルスコ
イタリアのエミリア・ロマーニャ州とその周囲で栽培される黒ぶどう品種。早飲み用のフルーティで微発泡の赤ワインの原料となる。ランブルスコの名の下に、ディ・ソルバーラ、サラミーノなどの10を超える亜種が存在し、殆どのランブルスコと名前のついたワインはこれらのぶどうのブレンドから生産されている。
- Liebfraumilch
- リープフラウミルヒ
聖母の乳という意味。元々はドイツのラインヘッセン州ヴォルムスにある聖母教会周辺から産するワインに付けられた名称。あまりの人気から生産エリアが拡大され、現在は周辺の州でも生産が認められている。リースリング、ミュラー・トゥルガウ、ジルヴァーナー、ケルナーなどのブレンドでつくられる、やや甘口のフレッシュでフルーティな白ワイン。
- Limarí Valley
- リマリ・ヴァレー
チリのD.O.ワインの呼称。チリのワイン産地としては北に位置するコキンボエリアの産地。海に近く冷涼であることと、石灰質が多く含まれる独特の土壌から、高品質のシャルドネやピノ・ノワールの産地として近年注目が集まっているエリア。
- Leyda Valley
- レイダ・ヴァレー
チリのD.O.ワインの呼称。海岸山脈よりも西に位置する、チリの中でも最も海に近い産地の一つ。沿岸を南極からの冷たいフンボルト海流が流れるチリは、海岸に近いほど冷涼なため、レイダ・ヴァレーはチリの中で最も冷涼とされる。この気候をいかした、高品質なピノ・ノワールやシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランの産地。
- Loupeiro
- ロウペイロ
ポルトガルとスペイン・ガリシア州の白ぶどう品種。シリア、コデガ、ドニャ・ブランカなどの多くの異名を持つ。ブレンドの原料としてワインに華やかな香りを与える他、ホワイトポートの原料にもなる。
- Loire
- ロワール
フランスの中央部~西部に向かって流れるロワール川沿いに広がる産地。河口域から上流域まで全長1,000kmもの広範囲を含むため、多彩なワインが生産されるが、全体的に比較的冷涼な気候の爽やかで軽やかなタイプのワインが多い。有名なワインとして、ミュスカデ、ロゼ・ダンジュ、ヴーヴレ、シノン、サンセール、プーイィ・フュメなどが挙げられる。代表的なぶどうは白がミュスカデ、シュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン、赤がカベルネ・フラン。