- 水分
- moisture
ワインの成分の中で最も多く含まれる成分。ぶどうに由来しワインの成分の約85%を占める。
- スキン・コンタクト
- Skin contact
ワインの特殊な醸造法の一つ。白ワインで採用される製法で、除梗・破砕後、圧搾して果汁と果皮に分ける前に一定期間果汁に果皮を漬け込む製法。果皮には多くの香り成分が含まれるので、浸漬中に果皮から果汁に香り成分が移行し、香り高いワインが出来る。
- スクリューキャップ
- Screw Cap
ねじ式の金属製のキャップで密閉するタイプの栓。コルクと比較した場合のスクリューキャップの利点としては「開栓するのに道具が必要なく、簡単&失敗なく開栓出来る上、再栓も容易」「コルクと異なりワインと接触していなくても乾燥しないため、寝かせて保存する必要がない」「基本的にはコルク臭の心配がない」など。実用化されたのが1990年代半ばからと比較的新しく、酸素の透過性などの問題からワインの熟成の可能性に疑問が持たれていたが、近年研究が進みワインの熟成の問題も解決したものが出てきている。
- スティルワイン
- Still Wine
醸造法によるワインの4分類の一つ。ぶどうを発酵させたもので、発泡性を持たないもの。泡立つスパークリングに対して、じっと動かないのでスティルワインと呼ぶ。
- ステンレスタンク熟成
- stainless tank aging
文字通りステンレスタンクの中で熟成する製法。樽と異なり、ワインの味わいに影響を与えず、空間に不活性ガスを注入することでワインの酸化も防ぐことが出来る。ぶどうの味わいをそのまま出す、フレッシュなタイプのワインで採用される。
- スパークリングワイン
- Sparkling Wine
醸造法によるワインの4分類の一つ。発泡性を有するワインの総称。
- スプマンテ
- Spumante
イタリア語でのスパークリングワインの総称。一般的に3気圧以上のガス圧をもつものの事を指す。それ以下のガス圧のものはフリッツァンテ(Frizzante)と呼ぶ。
- スペイン
- Spain
世界3位のワイン生産量を誇るワイン大国の一つ。ワイン用ぶどうの栽培面積は世界1位。国全域でワインが生産されており、リオハに代表される豊かな太陽に恵まれた芳醇でコクのある赤ワインだけでなく、瓶内二次発酵のスパークリングワインであるカヴァや、世界3大酒精強化ワインの一つシェリーなども有名。
- スペリオーレ
- Superiore
本来のその原産地呼称で規定されているよりも一定度数(0.5~1%)アルコール度数が高いワインが名乗る事が出来る追加呼称。アルコール度数が高いという事は、原料に通常よりもよく熟した高い糖度のぶどうが使用されているという事なので、より品質が高く、厚みのある味わいのワインである事が多い。