- noble rot
- 貴腐
ボトリティス・シネレア菌が乾燥した環境で熟したぶどうに付くと、菌糸がぶどうの表面のロウ質を溶かして、果皮にごく小さな穴を開ける。その穴からは水分は蒸発出来るが分子量の大きな糖分や酸などの他の成分は蒸発出来ないため、全ての成分が凝縮され生きながら干しぶどう状態になった果実がうまれる。この状態を貴腐と呼び、素晴らしい甘口ワインの原料となる。
- Noble Varieties
- 高貴品種
国際品種を参照
- nouveau
- 新酒
秋に収穫されたぶどうをすぐワインにしたもの。軽やかで新鮮な果実味を愉しむ季節のワイン。旬のものとして愉しむだけでなく、ワインは年毎の天候によって味わいが大きく変化するため、生産されるエリアのその年の天候を感じられる最初のワインとしても意味がある。代表的なものとして、フランスのボジョレー ヌーヴォーが挙げられる。
- Niagara
- ナイアガラ
アメリカ北東部原産のヴィティス・ラブルスカ系の白ぶどう品種。強いフォクシー・フレーバーを持ち、主にグレープジュースやゼリーの原料となるが、アメリカや日本などでは、このぶどうからのワインも生産されている。
- Nagano
- 長野
近年の日本ワインの動きの中で、北海道と並び最も活気のある産地。県の後押しもあり、新しいワイン用ぶどう園やワイナリーが次々と生まれている。品質面では特にシャルドネ、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンなどのヨーロッパ系ぶどうのワインの評価が非常に高い。
- Natural Wine
- ナチュラルワイン
自然派ワインを参照
- Napa Valley
- ナパ・ヴァレー
アメリカ・カリフォルニア州の重要なAVAワイン産地。生産量は多くないが、高品質ワインに特化した産地で、ヨーロッパ以外のワイン産地を世界に認めさせた「パリ テイスティング」の際にアメリカ側のワインが全てナパ・ヴァレー産だったなどの逸話に事欠かず、アメリカで最も有名なワイン産地と言って良い。シャルドネやメルロの評価も高いが、何と言っても、強さと滑らかさを兼ね備えた偉大なカベルネ・ソーヴィニヨンがナパ・ヴァレーの真骨頂。
- New Zealand
- ニュージーランド
生産量は多くないが、高品質のワインに特化して成功している国。特にマールボロ地区のソーヴィニヨン・ブランは、原産地のフランスのワイン以上にこの品種の特性を表現しているとされ人気が高い。ピノ・ノワールが成功している数少ない産地の一つでもある。
- New World
- ニューワールド
世界のワイン生産国の中で、比較的新しく(とは言え古い国では400年を超える歴史がある)ワインをつくりはじめた国々のことで、主にヨーロッパ以外。これまではアメリカ合衆国や南アフリカ、チリ、アルゼンチン、オーストラリアなどを指してきた。近年、アジア諸国やヨーロッパ北部などのこれまでワイン生産がされてこなかった場所でワイン生産がはじまっており、大きな変化が起きている中でニューワールドの定義づけも難しくなっているが、ワイン生産国を区別する一つの代表的な方法。
- Nouveau
- ヌーヴォー
フランス語で「新しい」という意味。新酒はVin Nouveau(Vin de Primerurとも言う)。特にボジョレー地方でつくられる、ボジョレー ヌーヴォー(Beaujolais Nouveau)が有名。フランスのA.O.C.ワインの新酒の解禁日は毎年11月の第3木曜日。
- Nero d'Avola
- ネロ・ダヴォラ
イタリア・シチリア州の黒ぶどう品種。シチリア南部のアヴォラの町周辺が原産とされる。濃厚な色調と厚みのある果実のフルボディのワインとなる。
- Novello
- ノヴェッロ
イタリア語で「新しい」という意味。新酒はVino Novello。イタリアの新酒の解禁日は毎年10月30日。