- 機械収穫
- mechanical harvesting
専用の機械で一気にぶどうを収穫していく方法。手摘みと比較して圧倒的に早い、収穫人の手配が不要で、本当に収穫したタイミングで一気に収穫出来る、コストが安いなどの長所があるが、反面ある程度のぶどうの痛みが出てしまう、選果出来ない、機械では収穫出来ない場所があるなどの問題もある。
- 桔梗ケ原
- Kikyogahara
日本を代表するメルロからの赤ワインで知られる、長野県塩尻市の生産地区の一つ。塩尻駅の周辺に広がる奈良井川右岸の一帯。長野県のワインづくり発祥の地。
- 気候
- climate
気温、降水量、日照量など、ぶどうの生育に影響を与える自然条件の事。気候によって収穫されるぶどうの味わいや、栽培出来るぶどう品種などが異なってくるため、ワインの味わいに大きな影響を与える。
- 貴腐
- noble rot
ボトリティス・シネレア菌が乾燥した環境で熟したぶどうに付くと、菌糸がぶどうの表面のロウ質を溶かして、果皮にごく小さな穴を開ける。その穴からは水分は蒸発出来るが分子量の大きな糖分や酸などの他の成分は蒸発出来ないため、全ての成分が凝縮され生きながら干しぶどう状態になった果実がうまれる。この状態を貴腐と呼び、素晴らしい甘口ワインの原料となる。
- 貴腐ワイン
- Botrytized sweet wine
貴腐ぶどうを原料としてつくられる極甘口のワイン。歴史のある世界3大貴腐ワイン産地として、フランスのボルドー地方のソーテルヌ、ハンガリー東北部のトカイ地方、ドイツのラインガウ地方のトロッケンベーレンアウスレーゼが有名。日本では1975年にサントリーの登美の丘ワイナリー(当時は山梨ワイナリー)で初めてつくられた。
- キャップシール
- Capsule
コルクの乾燥防止や、瓶口の保護のために被せられるカバー。錫やアルミ、プラスチック製の他、蝋封なども存在する。
- キャンティ
- Chianti
イタリア・トスカーナ州のD.O.C.G.赤ワイン呼称。世界中で最もよく知られたイタリアワインの呼称でサンジョヴェーゼ種が主体。イキイキとした果実味とフレッシュな酸味が特長で、幅広い料理に合わせやすい。指定の産地が広く、生産量が多いので、生産者によって異なる幅広いスタイル・味わいがある。
- 黄ワイン
- Vin Jaune
フランス・ジュラ地方で生産される特殊なワイン。補酒を行わず長期の酸化熟成工程を経る事で、ワインの色調が黄色みを帯びるため、黄色ワインと呼ばれる。クラヴラン(Clavelin)と呼ばれる独特の形状のボトルに入れられ、ローストナッツやカレーを連想させる独特の風味を持つ。
- ギヨー
- guyot
グイヨとも。代表的な垣根仕立ての一つ。長い結果枝を伸ばす長梢剪定。木の片側に枝を伸ばす、ギヨー・サンプルと、両側に枝を伸ばすギヨー・ドゥーブルがある。