連作障害(れんさくしょうがい)育て方
同じ科の野菜を同じ場所で何年も続けて栽培(連作)することにより、その野菜品種が好む養分が欠乏したり、逆に好まない養分・塩分が蓄積して生理障害が発生すること。あるいは特定の作物を特異的に好む土壌中の病害微生物の生存濃度が高まり、伝染性の病気が発生しやすくなることも連作障害と言われます。
予防には、土作りと植付け品目のローテーション(輪作)が有効です。
優良な腐植分を多く含む元肥(バーク堆肥など)を入れ、土壌微生物のバランスを整え、極端なアルカリ性/酸性に傾けないこと、多肥を避けること、残渣(収穫後の植物の茎葉や根)をきれいに除去することで、連作障害を防ぐことが可能です。