家庭菜園Q&A/トウガラシ
- 実がならない。花がポロポロ落ちてしまう。
日照不足か肥料不足が原因です。日照・肥料・水遣りどれか1つでも不足すると実がなりません。
また、1度過乾燥を起こすと花が落ちてしまうことがあります。
- 枝の節だけでなく、果肉も紫色に変色してきたものがある。
果実に色素が沈着したためで、パプリカ、トウガラシの類では良く見られます。
過乾燥になったり、強い直射日光に当たり過ぎると、果実が強日射から種子を守るため色素を合成しておきる症状です。特に問題は無く、食せます。
- 辛くないのは、どうしてですか?
辛味成分は、果実がある程度の大きさに肥大・生長するにしたがって生成量が増えてきます。稀に栽培環境の変化により、辛味成分の生成、蓄積が得られない場合もありますが、適当な環境下では、品種本来の辛さを持つ性質を示します。
- 実を乾燥させて保存したい。方法を教えてください。
高温多湿の日本で上手く乾燥トウガラシを作るには、収穫後十分に乾燥させやすい場所においておくことが必要です。風通しの良い場所に、枝ごと吊るすか、通気性の良い籠、ザルに置いて乾燥させましょう。