採り遅れ:ナスは着果後、肥大中の環境により、果実の大きさ、柔らかさが変化します。特に肥大速度が緩やかになると、本来の品種特性が出にくくなることがあるので、早めの収穫を心がけてください。
生育不良:一番果はなりやすく「石ナス」とよばれる状態です。以下のが原因が考えらます。
- 収穫初期の気温や日照が不十分
- 開花期前後の低温又は極端な高温
- 水分不足
- 肥料不足
- ホルモン不足で実に栄養が行き渡っていない
- チッソ過多によるツルボケ
樹勢の低下:夏場の更新剪定後に樹勢が低下し、受粉・結実不良を起こしたり、樹勢低下そのものにより実の充実の悪さなどで硬くなることがあります。剪定後は即効性肥料や葉面散布剤などを併用して樹勢の回復を図りましょう。