クキッコリー

栽培カレンダー

クキッコリーの栽培カレンダー

クキッコリーの育て方

土づくり

堆肥等有機質を多く含む用土に元肥を加え、土づくりをし、定植時は根を崩さずに丁寧に植え付け、速やかな活着を目指します。
​また、株の成長とともに適宜追肥を行いましょう。

植えつけ

日当たりと風とおしが良い場所を選びましょう。プランターの場合でも半日以上日光が当たる場所で育てます。
植えつけ2週間ほど前に、堆肥2kg/㎡、苦土石灰100g/㎡を混ぜ、よく耕しておきます。
植えつけ1週間前で元肥として、有機質を多く含む配合肥料[8 - 8 - 8]などを100g/㎡混ぜ込み、株間80cmで定植します。

生長点を埋めないよう注意してください

植えつけは、深植えにならないよう注意してください。株元の葉が分岐している部分が生長点のため、その部分は土に埋めないでください。
また、定植後1週間程度で根が活着し、茎が自立するので、定植直後は苗が横に倒れていても問題ありません。根が傷む原因となるため、植えつけ時の過度な土寄せや株元を手で押さえつけないように注意してください。

定植時

このように株が倒れることがありますが、このままで問題ありません。
支柱等も必要ありません。

定植後1週間

このように、しっかり自立し、葉が上を向いて展開します。

コンテナ・プランターの場合

クキッコリーの植えつけ

有機質に富んだ、水はけが良く、保肥力のある、野菜用培養土を選びます。必要に応じて元肥を適宜混ぜ込んでおきます。
植え付けは15L以上のものに1株植えを目安にします。
苗はそのままコンテナ、プランターへ定植ください。
段階的な鉢上げや鉢増し等は必要ありません。

病害虫対策

非常に強健で育てやすい品種ですが、アブラムシ、チョウ類が発生しやすいので、防虫ネットなどで初期段階から防除に努めましょう。飛来虫を見つけたら捕殺しましょう。
定植時の植穴に、オルトラン等の移行性薬剤を使用すると、定植後の害虫対策として効果的です。(農薬の使用は各製品の説明に従ってご使用ください)

摘芯

株の中心から伸びる主枝が10cm程度伸びてきたら摘芯し、側枝の発生を促します。​

追肥

収穫期間が長いので肥料切れさせないことがポイントです。
蕾が出てくる頃、有機質主体の肥料を株元から20cmほど離して表土に軽く一握り(20g)/株を目安にすき込みます。
以後の追肥は、草勢を見ながら2週間に1回を目安に追肥します。​

水やり

定植時はしっかり水を与えます。その後は根がしっかり張り活着するまでは水を控えめにします。
生育期は地表部が乾いてきたらしっかり与えましょう。「乾燥させてから水を与える」、メリハリつけた水やりが重要です。

葉掻き

茂り過ぎた古い外葉は適宜切除し、株元の風通しをよくしましょう。

収穫

摘芯後、側枝の花芽が伸び、蕾が膨らんだ開花直前の花茎を収穫します。
花茎は先端から15~20cmの長さでハサミで切り取ります。
開花してから収穫すると、食味風味が落ちますので早めの収穫をお奨めします。

ワンポイントアドバイス

側枝を連続して収穫する野菜です。1節以上残しながら基部に近い部分で収穫すると、継続して太い花茎を収穫することができます。
食用に適するのは15~20cmの柔らかい茎の部分です。

真冬でも継続収穫!

秋冬野菜は1回の収穫で終わるものが多い中、切れば切るほど、花茎が出て、たくさん収穫できるお得な野菜です!

1月中旬

2月上旬

2月下旬

その他 TOPICS

【オススメの食べ方】

クセがないので、生でも美味しい!簡単な加熱料理に最適です。

【「おいしい!」の秘密】

一般的な品種に比べ、“旨み”が豊富、“苦み”が少ない!

(花茎を食用とする花菜類)

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