あまたま
栽培カレンダー
あまたまの育て方
用土
畑の場合は、酸性土壌を嫌うため植えつけ2週間前に苦土石灰(100g/㎡)と、堆肥(2kg/㎡)、化成肥料【8-8-8】100g/㎡を混ぜよく耕しておきましょう。元肥として、長く効く有機肥料を混ぜ込んでおきます。骨粉・発酵鶏糞等、リン酸成分を多く施すと根張りが良くなります。
コンテナ栽培の場合、有機質に富んだ、水はけが良く、保肥力のある土をおすすめします。
植えつけ
日当りと風とおしの良い場所で育てて下さい。
苗は根を丁寧にほぐし、1本ずつにします。
苗の白い部分が土から2cmほど見えるように、約15cm間隔で植えつけます。
その後の根の活着を良くするため、表面の土をぎゅっとおさえてから、水をやりましょう。
プランター
畑
追肥
早生
玉ねぎは根張りが浅いので、有機質に富んだ培養土を使用し、肥料切れさせないことがポイントです。
1回目:植え付けから2週間後、根の育成を促すため、化成肥料(8:8:8)10g/株を周辺の土と混ぜあわせるようにして与えましょう。
2回目:1月上旬以降(植え付けから2ヵ月後)、根の発育を促すため、同じ要領で追肥します。
3回目:2月中旬以降(植え付けから3ヵ月後)、葉茎の生育を促すため、同じ要領で追肥します。
注意:収穫2ヶ月前をきったら、肥料が残っていると収穫後に腐りやすくなるため追肥は行いません。
晩生
玉ねぎは根張りが浅いので、有機質に富んだ培養土を使用し、肥料切れさせないことがポイントです。
1回目:植え付けから2週間後、根の育成を促すため、化成肥料(8:8:8)10g/株を周辺の土と混ぜあわせるようにして与えましょう。
2回目:1月下旬以降(植え付けから2ヵ月後)、根の発育を促すため、同じ要領で追肥します。
3回目:2月下旬以降(植え付けから3ヵ月後)、葉茎の生育を促すため、同じ要領で追肥します。
注意:収穫2ヶ月前をきったら、肥料が残っていると収穫後に腐りやすくなるため追肥は行いません。
この頃までに2回目の追肥を!
膨らみ始め
3回目の追肥を!
※これ以降は肥料を与えません!
急激に生長中
とう立ち
玉ねぎの茎に蕾=ねぎ坊主ができることを「とう立ち」といいます。実の中に固い芯ができるのを防ぐため、ねぎ坊主は見つけ次第小さいうちに摘み取りましょう。「とう立ち」は肥料不足や、一定の大きさの苗が一定の期間低温にあたることが原因で起こります。
水やり
苗定植後はやや乾燥気味に管理します。冬季は晴天が1週間以上続いた時、3月以降は晴天時にたっぷり水遣りしましょう。
収穫
玉が充分に大きくなり、植えた株全体の約7割の葉が根元から自然に倒れてくる頃が収穫の適期です。
玉が余分な水を吸って「水太り」すると、貯蔵中に腐りやすくなるため、土が乾いている晴れた日を選びましょう。
株周りの根をスコップで切ったら、葉のつけ根をつかんで、真上に引き抜きます。
保管
収穫した玉ねぎは2~3日かけて根元を乾燥させます。
茎が乾燥したら、5~6個の茎を紐でゆるく結んで吊るせるようにします。
新玉ねぎとして楽しむ他、風通しの良い雨のあたらない日陰で保管すると、早生タイプは2ヶ月間、晩生タイプは、6か月間貯蔵可能です。