vol.418

2023年02月

鈴木鍋

牛肉の脂とリッチなナパヴァレーのシャルドネとの共鳴

調理時間:15分~30分

2023年02月

鈴木鍋

写真:中本 浩平

材料(2人分)

  • しゃぶしゃぶ用牛肉 300gくらい
  • えのきだけ 適宜
  • ごはん 2膳
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  • 醤油、みりん、出汁 1:1:2で適量
  • レタス 1~2玉
  • 卵 2個
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  1. レタスは、大きくちぎり洗って皿に盛る。

  2. 鍋に、醤油、みりん、出汁を1対1対2の割合で入れ、ふつふつ程度に沸かす。

  3. レタスと牛肉を(2)の鍋に少しずつ入れ、普通のしゃぶしゃぶの要領でさっと火が通ったらいただいていく。

  4. シメを作る。鍋の火を少し強くしてからえのきだけをほぐし入れる。卵も割り入れる。卵が半熟程度になったら、お茶碗に入れたごはんの上にえのきだけと共に盛る。

レシピ:鈴木 都
タイ・バンコクに5年間在住。タイ王室専属の料理研究家Wandee氏に師事。
タイ文部省認定 Wandee Culinary School Certificate 取得。
宮廷料理・家庭料理・お菓子など幅広いジャンルのタイ料理を教えるタイ料理教室「カフィアライム」を主宰。

この料理に合うワイン

今回のレシピは、鈴木鍋です。ワインスクエアの料理とワインのコーナーのレシピは、16年前から鈴木薫先生と鈴木都先生の姉妹に考えて頂いております。お姉さんがタイ料理の大家の都先生、妹さんが薫先生です。お二人の実家は小金井市の都立武蔵野公園に、程近い閑静な住宅街にあります。今回の鈴木鍋は、実に40年以上前から鈴木家で食べ続けられている伝統の鍋なのです。非常にシンプルで、具材は、メインの鍋の時には、なんと、しゃぶしゃぶ用牛肉とレタスだけです。つゆは醤油、みりん、出汁を1対1対2の割合で入れます。牛肉とレタスを、ふつふつ程度に沸かした鍋に投入し、普通のしゃぶしゃぶの要領でさっと火が通ったら食べるというものです。

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