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vol.415
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2022年12月
赤ワインたっぷりのビーフ ストロガノフ
力強いアマローネとの余韻愉しむマリアージュ
調理時間:60分以上
2022年12月
- 牛ひれ肉 350ℊ
- マッシュルーム 8個
- 赤ワイン 150cc
- 生クリーム 50㏄
- こしょう 適量
- じゃがいも 2個
- バター 少々
- 玉ねぎ 1個
- バター 大さじ2
- フォンドヴォー 200㏄
- 塩 小さじ1~2
- 小麦粉 適宜
- 塩 少々
- チャービル 適量
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(1)牛肉は一口大に切り、塩、こしょう、小麦粉各少々をふる。玉ねぎは薄切りに、マッシュルームは軸をのぞく。
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(2)鍋にバターを中火で熱し、(1)の牛肉を加える。両面に焼き色がついたら一度取り出す。玉ねぎを加えて薄茶色になるまでしっかりと炒める。マッシュルームを加え、一度取り出した牛肉を戻し、さっと炒めなおしたら赤ワインを加える。煮立ったらフォンドヴォー、塩小さじ1-2を加えて2/3量になるまで煮詰め、生クリーム、を加えて塩、こしょうで味をととのえる。
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(3)粉ふきいもを作る。鍋に皮をむいて一口大に切ったじゃがいも、ひたひたの水、塩少々を加えて火にかける。じゃがいもに火がとおったら水気をきり、再び火にかけてバターをくわえ、鍋を揺らしながら水分をとばす。
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(4)お皿に(2)をのせ、粉ふきいもを添える。
レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/
今回のレシピは、赤ワインたっぷりのビーフ ストロガノフです。ビーフ ストロガノフとハッシュド ビーフは境界線が微妙な料理です。ハッシュド ビーフのハッシュはフランス語のhacherに由来するようです。hacherは「切る、切り刻む」という意味で、14世紀頃からイギリスの料理本で、何々のハッシュという記述が何度も出てくるそうです。また19世紀のアメリカでは、安いレストランの事をハッシュハウスと呼でいたそうです。さしずめ、細切れ肉のレストランと言った所でしょうかね。ただ、Beef HashやHash Beefという表現はよく登場するのですが、Hashed Beefそのものはあまり登場しません。いろいろ調べてみるとHashedに続くものはBeefではなくpotatoesが圧倒的に多いようです。 続きを見る