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vol.374
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2021年04月
ラムロースト ミントソース
しなやかで強靭なマルゴーと子羊の鉄板マリアージュ
調理時間:60分以上
2021年04月
- ラム 4本
- にんにく 1片
- <ミントソース>
- スペアミント 250ℊ
- 白ワインビネガー 大さじ4
- 塩 小さじ1
- じゃがいも 2個
- 塩 適量
- 塩、こしょう 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- 熱湯 50㏄
- はちみつ 大さじ3
- オリーブオイル 大さじ3
- ロマネスコ 適量
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ラムは強めに塩、こしょうをし、にんにく薄切り、オリーブオイルと一緒に保存用ポリ袋に入れて半日ほどおく。焼く前に常温に戻しておく。
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フライパンを熱し、(1)のオイル、にんにくごとラムを並べる。焼き色がしっかりとついたら裏返し、両面に焼き色がついたら火を消してそのまま保温しておく。(しっかり火を通したい場合はふたをして蒸し焼きに)
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ソースをつくる。ミントは葉をちぎり、粗みじん切りにする。ボウルに入れ、熱湯をかけ、ビネガー、はちみつ、塩を加え混ぜ、オリーブオイルも加えさらに混ぜ合わせる。
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ラムに(3)のソースをのせる。茹でたじゃがいもを5㎜厚さに切り、フライパンに残った油で揚げ焼きにし、茹でたロマネスコと一緒に添える。
レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/
今回のレシピは、ラムロースト ミントソースです。今から37年前、東京でワインの営業として得意先を訪問するようになった時に、先輩から「フランス料理で最も格の高い肉は羊、それも子羊だ」と聞いて驚きました。それまでは牛肉こそが最も品格の高い肉であると盲信していたからです。肉の生産量では、世界で豚肉、鶏肉、牛肉に続く第4位ではありますが、フランス料理では、やはり最も格式の高い肉の地位を占め続けています。豚や牛と違い、宗教的な禁忌や神聖として食べない、などが無い事もあり羊は世界で幅広く食べられています。 続きを見る