vol.373

2021年03月

鶏レバーとレンコンの赤ワイン煮

土っぽいニュアンス感じるマスカット・ベーリーAとのマリアージュ

調理時間:30分〜60分

2021年03月

鶏レバーとレンコンの赤ワイン煮

写真:中本 浩平

材料(2人分)

  • 鶏レバー 400ℊ
  • 赤ワイン 200㏄
  • はちみつ 大さじ3
  • バター 大さじ1
  • レンコン 120ℊ
  • しょうゆ 大さじ3
  • ナツメグ 少々
  • 粗びき黒こしょう 適量

  1. 鶏レバーはよく洗って下処理をし、食べやすい大きさに切る。熱湯でさっと茹で、ざるにあける。

  2. レンコンは一口大の乱切りにして、水に5分ほどさらす。

  3. 鍋に赤ワイン、しょうゆ、はちみつを入れて中火にかける。はちみつが溶けたら(1)を加え、ぐつぐつとさせたまま煮汁が半量になるまで煮詰める。(2)のレンコンを加えさらに煮汁がほぼなくなるまで煮詰め、ナツメグ、バターを加え合わせ、粗びき黒こしょうをふる。

レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/

この料理に合うワイン

今回のレシピは、鶏レバーとレンコンの赤ワイン煮です。蓮根は文字通りハス=「蓮」の「根」です。ハスは、インド原産の多年性水生植物で、APG植物分類体系ではヤマモガシ目ハス科ハス属に属すとされています。西洋の絵画に良く描かれるスイレン=睡蓮はスイレン目スイレン科スイレン属に属する水生植物で、パッと見は、似てはいますが、「目」まで違いますので全然別の植物です。見分け方は花が咲いていれば簡単です。ハスの花には、将来実が付く、蜂の巣状の花托が、ドンとあり、スイレンには普通の雄蕊と雌蕊があります。花が咲いていない時期には、葉を見るしか無いのですが、ハスの方が、葉っぱのサイズは大きいのが普通です。 続きを見る