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vol.367
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2020年12月
オックステールの赤ワイン煮
濃厚でスパイシーなプリオラートの赤ワインとのマリアージュ
調理時間:60分以上
2020年12月
- オックステール 4~6個
- 塩 粗びき黒こしょう 小麦粉 適量
- にんにく 2片
- 赤ワイン 300cc
- <A>
- 玉ねぎ薄切り 1個分
- にんじん薄切り 1/2本分
- <マッシュポテト>
- ジャガイモ 2個
- にんにく 1片
- 塩 小さじ1/2
- 水 300~400cc
- 塩 小さじ2~大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ2
- セロリ薄切り 1本分
- バター 大さじ1
- 牛乳 50~100cc
- こしょう 少々
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オックステールは塩、こしょうをしっかりとふり、小麦粉を全体にまぶす。鍋にオリーブオイル、半分に切ったにんにくを入れて火にかける。香りがたったらオックステールを並べる。上下を返しながらしっかりと焼き色をつけて取り出しておく。
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(1)の鍋にAを加え、茶色になるまでしっかりと炒める。(1)を戻し、赤ワインを加えて一度煮立たせ、水、塩、砂糖を加える。骨から肉がほろりと離れるようになり、煮汁が1/3量になるくらいまで3~4時間ほど煮ていく。途中水分が足りなくなったら水を足し、塩で味をととのえていく。
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マッシュポテトをつくる。鍋に皮をむいて一口大に切ったじゃがいも、半分に切ったにんにく、塩を入れてひたひたの水を加えて火にかける。じゃがいもに火がとおったら、水気をきってにんにくとともにマッシャーなどで潰す。温かいうちにバター、温めた牛乳を加え混ぜ、塩、こしょうで味をととのえる。
レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/
今回のレシピは、オックステールの赤ワイン煮、煮込み料理です。煮込む為には鍋が必要です。日本で発掘された一番古い鍋は青森県外ヶ浜町にある大平山元 I 遺跡の物です。大平山元 I 遺跡は今から16,500年前の縄文時代早期の遺跡です。その鍋の底は平らで、後の弥生時代に主流になる底の尖った、土に突き刺すタイプの物とは異なっています。 続きを見る