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vol.338
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2019年10月
豚肉とプルーンの赤ワイン煮込み シナモン風味
肉汁の旨みと凝縮した果実味を受け止めるマリアージュ
調理時間:60分以上
2019年10月
- 赤ワイン 300㏄
- ドライプルーン 12~16個
- 豚肩ロース肉塊 600g
- 塩 小さじ2
- こしょう 少々
- 小麦粉 大さじ1~2
- (※4名分程度の分量です)
- にんにく 1個
- オリーブオイル 大さじ2
- シナモン 1本
- はちみつ 大さじ1
- 塩 小さじ1~2
- 粗びき黒こしょう 適量
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赤ワインに種を除いたドライプルーンを入れ、一晩漬ける。
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豚肉は1.5cm幅に切る。塩、こしょうをふり、小麦粉を全体にまぶす。にんにくは縦半分に切る。
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鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて火にかけ、香りがたったら豚肉を並べる。途中上下を返し、両面にしっかりと焼き色をつけたら、(1)をドライプルーンとともに加える。シナモン、はちみつ、塩を加え、煮立ったら弱火にしてふたをし、1時間ほど煮る。肉が柔らかくなったらふたを取り、半量になるくらいまで煮詰め、塩、黒こしょうで味をととのえる。
レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/
今回の料理は豚肉とプルーンの赤ワイン煮込み シナモン風味です。日本人にとって、肉と言えば、牛肉、豚肉、鶏肉ですよね。江戸時代は基本的に四つ足動物を食べる事が禁じられていましたから、肉といえば鶏でした。独立行政法人 農畜産業振興機構の統計を見ると、その資料のなかで一番古い1975年時点での国民一人当たり肉消費量は、牛が2.5kg、鶏が5.3kg、豚が7.3kgでした。1975年は日本の高度経済成長期後で日本経済が飛躍的に成長を遂げた後なので、日本が、ある程度豊かになった時期です。 続きを見る