vol.330

2019年06月

ナンプリックプラーヤーン

魚の味わいをしっかりと引き立てる塩尻メルロ

調理時間:30分〜60分

2019年06月

ナンプリックプラーヤーン

写真:中本 浩平

材料(2人分)

  • 鯵の干物 1~2尾
  • 唐辛子 1、2本
  • にんにく 1片
  • ホムデン 2個
  • ※玉ねぎ粗みじん 大さじ2で代用可
  • <野菜>
  • 茹でたオクラ 適量
  • カリフラワー 適量
  • キュウリ 適量
  • カピ 小さじ1/2
  • ナンプラー 大さじ1/2
  • ライム 大さじ2
  • 砂糖 小さじ1
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  • ベビーコーン 適量
  • ラディッシュ 適量

  1. 鯵の干物は焼いてから、骨や皮を除き身だけをほぐす。

  2. にんにく、ホムデンは粗みじんにし、フライパンで弱火でから炒りする。

  3. にんにく、ホムデンに軽く色がついたらカピを加え香ばしい香りが出てきたら(1)の鯵と合わせ、タイの石臼またはすり鉢ですり、ペースト状にする。小口切りにした唐辛子、ナンプラー、ライムの絞り汁、砂糖を加え混ぜる。

  4. 野菜を盛りつけ、添える。

レシピ:鈴木 都
タイ・バンコクに5年間在住。タイ王室専属の料理研究家Wandee氏に師事。
タイ文部省認定 Wandee Culinary School Certificate 取得。
宮廷料理・家庭料理・お菓子など幅広いジャンルのタイ料理を教えるタイ料理教室「カフィアライム」を主宰。

この料理に合うワイン

今回のレシピは、ナンプリックプラーヤーン、タイ料理です。ナンプリックの「ナン」は「液状」とか「液体」という意味で、ナンプラーのナンと同じです。「プリック」は「辛い」なので、「辛い液体状のディップ」という事です。唐辛子、にんにく、ホムデン(タイの紫色の玉ねぎ)、カピ(5月掲載のペナンカリーにも登場したエビで作る魚醤)、ナンプラー、ライムのしぼり汁などを石臼やフードプロセッサーでペースト状にしたものです。野菜にディップしたり、調味料としても使います。現地では、何十種類もバリエーションがあるそうで、ナンプリック〇〇〇という名前になります。 続きを見る