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vol.319
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2018年12月
ラムチョップ ハーブグリル
ラムとボルドーワインの鉄板マリアージュ
調理時間:60分以上
2018年12月
- ラムチョップ 600g
- こしょう 少々
- ローズマリー 4枝
- ペパーミント 10g
- 白菜 ミニトマト さつまいも 適量
- 塩 小さじ2~3
- ニンニクすりおろし 小さじ2
- タイム 8枝
- オリーブオイル 大さじ4
- 塩 こしょう オリーブオイル 適量
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タイムは枝の部分を取り、ミントはちぎる。さつまいもは適当な大きさに切って茹でておく。
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ラム肉は2等分にし、脂身に格子状の切り込みを入れ、全体に塩、こしょう、にんにくをすり込む。ポリ袋に入れ、ローズマリー、(1)のハーブ、オリーブオイルも加えて30分以上おく。
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耐熱皿またはバットに(2)のラムを並べ、袋の中のオイルをハーブとともに全体にかける。脇に適当な大きさに切った白菜、(1)のさつまいもを並べ、塩、こしょう、オリーブオイルをかける。200℃に温めておいたオーブンで30分ほど焼く。ミニトマトを加え、さらに10分ほど焼く。
レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/
今回の料理はラムチョップ ハーブグリルです。ラム=子羊はフランス料理では使用される肉の中で、最高位にランクされます。日本人にとっての、最上級の肉は、牛肉でしょうかね。イメージとしては黒毛和牛で、松坂牛や神戸牛のようなブランド牛の、それもA-5ランクのものでしょうか・・・・一方、ヒツジのほうは、日本人には、そんなに高級なイメージは、まだ余り無いようです。一時期羊肉を専門的に扱う店が増えたのですが、最近では一巡した感じもあります。ヒツジは鯨偶蹄目ウシ科ヤギ亜科ヒツジ属で、ヤギとならんで、肉や乳を目的にした牧畜動物としては最古である、と言われています。紀元前7000-6000年ごろの古代メソポタミアで家畜として飼われていたようで、野生のヒツジとは明らかに違う骨が大量に見つかっています。日本では、最初のヒツジの記録があるのは、日本書紀で、推古天皇に百済から2頭献上されました。今から1200年近く前の820年の出来事です。 続きを見る