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vol.318
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2018年12月
鶏もも肉と栗のソテー
山形県かみのやま産の赤ワインとご一緒に
調理時間:15分~30分
2018年12月
- 鶏もも肉(骨付き) 2本
- オリーブオイル 大さじ1
- ミニトマト 16個
- 赤ワイン 150cc
- 塩 小さじ1
- 塩 こしょう 小麦粉 各少々
- 甘栗 120g
- エリンギ 2本
- オレガノ(ドライ) 小さじ1
- 粗挽き黒こしょう 少々
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鶏もも肉に塩、こしょう、小麦粉をふる。甘栗、ミニトマトは半分に切る。エリンギは半分の長さに切り、手で裂く。
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フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、(1)の鶏肉の皮目を下にして並べる。焼き色がついたら裏返し、赤ワインを加えてふたをし、弱火で8~10分ほど蒸し焼きにする。鶏肉の中まで火が通ったら鶏肉だけをお皿に取り出す。
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(2)のフライパンに残った赤ワインでソースを作る。(1)の甘栗、ミニトマト、エリンギを加えてしんなりするまで炒め、オレガノを加えてさっと炒め合わせる。塩を加えて味をととのえる。
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(2)の鶏肉に(3)のソースをかけ、粗挽き黒こしょうをふる。
レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/
今回の料理は鶏もも肉と栗のソテーです。クリスマスに鶏もも肉を食べるのは、日本では定番中の定番ですが、世界では決して主流ではないようです。アメリカでは、何と言っても七面鳥です。開拓時代には七面鳥が貴重なたんぱく源だったので、勤労や天の恵みへの感謝を象徴しているとも言われます。クリスマスや感謝祭に、大きな七面鳥を丸揚げする家庭も多く、それが原因での火災が多く発生するので、今の時期は消防署が「凍ったままの七面鳥をそのまま揚げない!」キャンペーンを繰り広げています。イタリアではイブのディナーとクリスマス当日のランチで食べるものが違うところが多いようです。イブは魚料理、25日のランチはイタリア料理のフルコースというのが定番です。魚料理は鱸や鯛、ナポリでは鰻が出るそうです。フルコースの方はレストランの料理かと思うような、アンティパスト(前菜)から始まるご馳走で、プリモ・ピアット(パスタ料理)、メイン、付け合わせ、デザートまで続く家が多く、〆は何と言ってもパネトーネです。 続きを見る