vol.299

2018年02月

オイルサーディンと松の実と新玉ねぎのキッシュ

クリーミィなおいしさ引き立てるチリの白ワイン

調理時間:30分〜60分

2018年02月

オイルサーディンと松の実と新玉ねぎのキッシュ

写真:中本 浩平

材料(2人分)

  • オイルサーディン 12尾(目安:1缶分)
  • 新玉ねぎ 1個
  • 松の実 30g
  • オリーブオイル 大さじ2
  • 塩 小さじ1/2
  • こしょう 少々
  • 冷凍パイシート(20×20㎝) 1枚
  • グリエールチーズのすりおろし 50g
  • (※4名分程度の分量です。)
  • <卵液>
  • 卵 2個
  • 生クリーム 100㏄
  • 塩 小さじ1/2

  1. 新玉ねぎは繊維に沿って薄切りにする。卵液を混ぜておく。

  2. フライパンに松の実を入れて軽く炒って取り出しておく。

  3. (2)のフライパンにオリーブオイル、新玉ねぎを入れて中火にかける。しんなりするまで炒め、塩、こしょうをふる。

  4. 冷凍パイシートは室温に戻してパイ皿よりひとまわり大きく伸ばす。パイ皿にしき詰め、ふちに合わせて端を切り落とす。フォークなどで空気穴をあける。

  5. (4)に松の実、新玉ねぎをしき、卵液を流し込む。オイルサーディンを並べ、グリエールチーズをのせ、220℃に温めたオーブンで15分ほど焼く。

レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/

この料理に合うワイン

今回の料理はオイルサーディンと松の実と新玉ねぎのキッシュです。キッシュはドイツ語のクーヘンが語源といわれるアルザス・ロレーヌ地方の郷土料理です。ロレーヌのものはキッシュロレーヌと呼ばれ、特に有名で、16世紀ごろに誕生した料理だといわれています。キッシュ自体はその後、徐々にフランス各地に広がっていったようです。キッシュの基本形はパイ生地で型を作り、具材を入れ、更にアパレイユとチーズを入れて焼き固めるというものです。 続きを見る