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vol.295
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2017年12月
鴨とリンゴときのこのパイ
鴨とブルゴーニュワインの異次元のマリアージュ!
調理時間:60分以上
2017年12月
- 合鴨肉 1枚
- 塩、黒こしょう 適量
- オリーブオイル 大さじ1
- リンゴ 1/2個
- 玉ねぎ 1/2個
- セロリ 1/2本
- 舞茸 1/2パック
- 栗または甘栗 4~6個(甘栗の場合は8個)
- 赤ワイン 50㏄
- 塩 小さじ1/2
- 粗びき黒こしょう 少々
- 冷凍パイシート(20×20㎝) 1枚
- 卵黄 1個分
- <ソース>
- 赤ワイン 150㏄
- バター 大さじ1
- 砂糖 小さじ1~2
- 塩 小さじ1
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合鴨肉は皮目に格子に切り込みを入れ、塩、黒こしょうをしっかりとふる。
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フライパンにオリーブオイルを中火で熱して(1)の合鴨肉の皮目を下にしておき、しっかりと焼き色がつくまで焼く。裏返したら火を消してそのまま20分ほど置く。
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リンゴは皮のまま薄切りに、玉ねぎ、セロリも薄切りにする。舞茸は子房に分ける。栗は茹でて皮を剥き、1㎝角に切る。(甘栗の場合は半分の大きさに切る。)
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(2)のフライパンの油をさっとふき取り、(3)の玉ねぎとセロリを薄茶色になるまでしっかりと炒める。リンゴ、舞茸、栗も加えてさらにしんなりするまで炒め、赤ワイン、塩、粗びき黒こしょうを加え、水分がほとんどなくなるまで炒め煮する。
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常温に戻したパイシートをのばし、(4)の野菜、(2)の合鴨肉をのせて全体を包む。上部に卵黄をぬる。
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220℃に熱したオーブンで15~20分ほど焼く。
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ソースをつくる。小鍋に赤ワインを入れて半量になるまで煮詰める。バター、砂糖、塩を加えて味をととのえ、少しとろりとするまでさらに煮詰める。
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(6)のパイを1.5㎝厚さぐらいに切り分け、ソースをかける。
レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/
今回の料理は鴨とリンゴときのこのパイです。今回の鴨は、合鴨を使いました。合鴨はアヒルにマガモを掛け合わせたものです。アヒルはそのマガモを飼いならし家禽にしたものです。先輩後輩がややこしいですが、DNA的には3つとも同じ種の範囲に入ります。アヒルの歴史は比較的古く、2000年位前のローマで始まったのではないか?と言われています。日本では真っ白いアヒルが多いですが、世界には様々な色や模様のアヒルがいます。 続きを見る