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vol.272
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2017年01月
海老と長いもの白ワイン蒸し
海老と海のワインの、旨みが花開くマリアージュ!
調理時間:30分〜60分
2017年01月
- 海老 6尾
- 長いも 1/4本
- エシャロット 1個
- 白ワイン 300cc + 少々
- 塩 少々
- こしょう 少々
- オリーブオイル 適量
- お好みでチャービル
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海老は頭を取って背中を開き、身の部分に塩、こしょうをふる。長いもは皮をよく洗って一口大に、エシャロットはみじん切りにする。
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鍋にオリーブオイル入れて熱し、(1)の海老の頭、エシャロットを加え炒める。頭を潰す様にしながら炒め、海老が赤くなったらワインを加え、2/3量になるくらいまで煮る。煮たものを小鍋を敷いたざるにあけ、さらに殻を押しつぶすようにしながら濾す。塩・こしょうを少々加えて温め、ソースをつくる。
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フライパンにオリーブオイルを熱し、(1)の海老を身が下になるように並べる。長いもも一緒に焼く。焼き色がついたら裏返し、ワイン少々を加えてふたをし、1~2分ほど蒸し焼きにする。
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お皿に海老、長いもをのせ、(2)のソースをかける。あればチャービルを添える。
レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/
今回のレシピは、海老と長いもの白ワイン蒸しです。実は海老という生き物はワインと関係が深いのです。海老という名前は、色から来ていると言われていて、その色とは深い赤紫を指す葡萄色=えび色、つまりワインレッドなのです。新井白石が1717年に編んだ語源書である東雅には、「えびは其の色の葡萄に似たるを言ひ、俗に海老の字を用ひしは、その長髯傴僂たるに似たる故也」(エビは色がぶどうに似ていて、海老の字を使うのは「ひげが長く、背中がまがっている」からだ)と記されています。 続きを見る