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vol.251
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2016年02月
カスレ
フランスの有名な地方料理の白いんげん豆と肉の煮込みをチリの濃厚な赤ワインで!
調理時間:60分以上
2016年02月
- 白インゲン豆水煮 1缶(正味約300g)
- にんにくみじん切り 1片分
- 玉ねぎ 1/2個
- にんじん 1/2本
- セロリ 1/2本
- 鶏骨付きぶつ切り 4個
- 豚バラ肉塊 200g
- 厚切りベーコン 100g
- ソーセージ 4本
- 白ワイン 150cc
- メープルシロップ 大さじ2
- トマトペースト 大さじ3
- 水 100~150cc
- タイム 2本
- ローリエ 1枚
- 塩 小さじ1
- こしょう 少々
- オリーブオイル 大さじ2
- パセリ 少々
- パン粉 大さじ4
- (※4名分程度の分量です。)
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玉ねぎは、にんじん、セロリは薄切りにする。ベーコンは1㎝幅に、豚バラ肉は一口大に切る。ソーセージは4等分に切る。
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鍋にオリーブオイルを入れて中火で熱し、(1)ベーコンを炒める。油が出てきたらにんにく、玉ねぎ、にんじん、セロリを加えてしんなりするまで炒める。豚バラ、鶏肉を入れてさっと炒め、白ワインを加えて一度沸騰させる。トマトペースト、メープルシロップ、水、タイム、ローリエ、塩を加え、ふたをして1時間ほど弱火で煮る。白インゲン豆、ソーセージを加えてさらに30分ほど煮込み、塩、こしょうで味をととのえる。
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耐熱皿に(2)をうつし、パン粉、パセリのみじん切りをのせ、220℃に温めたオーブンまたはトースターで10分ほど焼く。
レシピ:鈴木 薫
著書には『一度は行きたい予約が取れない料理教室』(セブン&アイ出版)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/
今回のレシピは、カスレです。カスレは、フランスの南部、ラングドック地方から南西地方の地方料理で、白インゲン豆と肉を煮込んだ料理です。肉の種類はさまざまで、ソーセージ、鴨、ガチョウ、豚肉などが使われます。エリアによってアレンジが異なっていて、特に有名なのが、ラングドック地方のカステルノーダリとカルカソンヌ、南西地方のトゥールーズの3カ所のものです。カスレの語源と強く結びついているのはカルカソンヌです。古くからカスールと言う雑穀や豆を煮た料理が食べられていたそうで、カスールはカルカソンヌの町の名前が由来になっているそうです。 続きを見る