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vol.116
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2010年06月
バルサミコ風味の酢豚
芳しい香りという意味のバルサミコ酢を使った酢豚には、同じイタリアの赤ワイン!
調理時間:30分〜60分
2010年06月
- 豚ヒレ肉(塊) 300g
- 赤ワイン…大さじ1
- 塩・こしょう…各少々
- 片栗粉 大さじ3
- 卵白 1個分
- 揚げ油 適量
- A
- バルサミコ酢 50cc
- 赤ワイン 50cc
- 砂糖 大さじ3
- しょうゆ 大さじ1/2
- 塩 小さじ1/2
- 水溶き片栗粉 (片栗粉大さじ1・水大さじ2)
- ほうれん草 1/2束
- 粗挽き黒こしょう 適量
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豚ヒレ肉は一口大に切り、赤ワイン、塩、こしょうに30分ほど漬ける。
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バットに片栗粉と卵白を合わせて衣をつくる。(1)の肉を衣にくぐらせ、160℃に熱した揚げ油でゆっくりと揚げる。
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鍋にAの材料を合わせて火にかけて半量くらいになるまで煮詰め、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。よく油をきった(2)の豚肉を加え和える。
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さっと茹でて3cmの長さに切ったほうれん草をお皿にしいて(3)をのせ、粗挽き黒こしょうをふる。
レシピ:鈴木 薫
著書には『一度は行きたい予約が取れない料理教室』(セブン&アイ出版)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/
ワインと相性の悪い食材の代表格に酢があります。皆様も心当たりがありませんか?穀物酢の酢酸由来のキレのある酸とワインの酸がぶつかる非常に居心地の悪い感覚・・・ また、ワインと相性の良くない食べ物の「テクスチュア」に「ネットリと油が多く甘いもの」も挙げられます。今回の酢豚は、ある意味、両方を兼ね備えた料理、世の中一般的にワインとの相性の悪そうな料理ですよね。でも、ワインスクエアの記事に登場するからにはワインと合う工夫がしてあります。下味を付ける時に赤ワインをしのばせてあったり、なにより使うお酢をバルサミコ酢にしてあります。 続きを見る