vol.290

2017年10月

タリアータ ぶどうとバルサミコのソース

日本の赤ワインとの出会い

調理時間:30分〜60分

2017年10月

タリアータ ぶどうとバルサミコのソース

写真:中本 浩平

材料(2人分)

  • 牛肉(もも肉) 300g
  • 塩  小さじ1/2
  • 黒こしょう 少々
  • オリーブオイル 大さじ1
  • にんにく 1片
  • ぶどう 1房
  • (取材時はデラウェアを使用)
  • バルサミコ酢 大さじ2
  • 赤ワイン 100㏄
  • はちみつ 大さじ1
  • 塩 小さじ1/2~1
  • 黒こしょう 少々
  • パルミジャーノ 40g
  • 春菊 適量
  • 塩・黒こしょう 適量
  • オリーブオイル 適量

  1. 牛肉に塩、黒こしょうをすり込んでおく。にんにくは半分に切って芯を出す。ぶどうは皮を除いておく。

  2. フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火で熱し、香りが立ったら中火にして肉を並べる。転がしながら全体に焼き色がつたら火を消して、アルミホイルで包んでおいておく。

  3. (2)のフライパンにぶどうを2/3量入れてさっと炒める。バルサミコ酢、赤ワインを加えて一度沸騰させたらはちみつ、塩を加えて半量になるまで煮詰め、残りのぶどうを加えてさっと煮る。

  4. お皿にスライスした牛肉を並べ、(3)のソースをかけて黒こしょうをふる。葉先をちぎった春菊スライスしたパルミジャーノを添え、塩、黒こしょうオリーブオイルをかける。

レシピ:鈴木 薫
著書には『野菜でつまみ』(学研パブリッシング)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/

この料理に合うワイン

今回の料理は、タリアータ ぶどうとバルサミコのソースです。タリアータは、「切る」という意味のラテン語「tagliare」が語源だと言われるトスカーナ地方フィレンツェの料理です。牛肉の塊を焼いて薄切りにしてルッコラやパルミジャーノを添えます。北イタリアの平たいパスタであるタリアテッレ=Tagliatelleも同じ「tagliare」から派生したと言われています。今回はワインスクエアらしく、ソースにぶどうを使いました。 続きを見る