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vol.129
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2010年12月
鴨とねぎとごぼうの洋風お雑煮
お正月だから贅沢に!鴨とねぎとごぼうの洋風お雑煮には、美しいサーモンピンクのロゼシャンパン!
2010年12月
- 合鴨 100g
- ごぼう 1/2本
- 白ワイン 50cc
- サラダ油 大さじ1
- 粗挽き白こしょう 少々
- ねぎ 1/2本
- 固形コンソメ 1個
- 水 400cc
- 塩 小さじ1/2~1
- セルフィーユ
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合鴨は薄切りにする。ねぎは3cm長さに切る。ごぼうはささがきにして10分ほど水にさらす。
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鍋にサラダ油を中火で熱し、ネギを加える。焼き色がついたら合鴨、ごぼうを加えてさっと炒める。肉の色がかわったら白ワインを加えて煮立たせる。水、コンソメを加えて弱火で10分ほど煮る。灰汁をひいて塩を加えて味をととのえる。
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餅は食べやすい大きさに切り、軽く焦げ目がつくまで焼く。
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器に(2)をそそいで餅、セルフィーユをのせ、粗挽き白こしょうをたっぷりとふる。
レシピ:鈴木 薫
著書には『一度は行きたい予約が取れない料理教室』(セブン&アイ出版)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/
今日はお雑煮です。それもワインに良く合うお雑煮です。お正月の定番はお節にお雑煮ですよね!日本各地にさまざまな伝統のお雑煮があります。皆さんのお宅のお雑煮はどんなお雑煮ですか?神戸山手大学の奥村彪生先生によると日本のお雑煮は、餅と汁で勢力図をざっくり描きわける事ができるそうです。餅は西の丸餅と東の角餅、それぞれに焼くエリアと煮るエリアがあります。餅では、ちょっと特殊なケースで餡餅エリアが高松や丸亀であるようです。お汁のほうは、すまし汁が全国的には多いのですが関西を中心とした白味噌エリア、北陸を中心とした赤味噌エリア、島根鳥取の小豆汁エリアがあるようです。基本バリエーションだけでこんなに変化が有る上に、具材もバラエティーに富んでいて日本各地でそれこそ星の数ほどお雑煮はあるんですね。 続きを見る