vol.108

2010年02月

きんめ鯛のポワレ

繊細でありながら旨みと脂があるきんめ鯛のポワレには、意外な組み合わせの赤ワイン!

調理時間:15分~30分

2010年02月

きんめ鯛のポワレ

写真:澤木 央子

材料(2人分)

  • きんめ鯛 2切れ
  • (塩・こしょう・小麦粉 各少々)
  • 粒マスタード 大さじ2
  • エスタラゴン 2枝
  • 生クリーム 100cc
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩 小さじ1/2
  • 砂糖 小さじ1
  • <付け合せ>
  • キャベツ 1/4個
  • バター 大さじ1
  • 白ワイン 大さじ1
  • 塩・こしょう 各少々

  1. 付け合せをつくる。キャベツはざく切りにする。フライパンにバターを中火で熱し、キャベツを加えてさっと炒め、白ワインを加えてふたをする。キャベツがしんなりしたら塩、こしょうをふる。

  2. きんめ鯛に塩、こしょう、小麦粉をふる。

  3. フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、きんめ鯛の皮目を下にしてソテーする。皮目にしっかりと焼き色がついてパリッとしたら、火からおろして5分ほどおき、取り出す。

  4. (3)のフライパンをさっとふき、粒マスタード、エスタラゴンの葉、生クリームを加えて軽く煮詰め、塩、砂糖を加えて味をととのえる。

  5. お皿にのキャベツをしいてきんめ鯛をのせ、(4)をかける。

レシピ:鈴木 薫
著書には『一度は行きたい予約が取れない料理教室』(セブン&アイ出版)などがある。
http://suzukikaoru.main.jp/

この料理に合うワイン

みなさんは、きんめ鯛のポワレと聞くと、合わせるワインは白を思い浮かべますか?それとも赤ですか?きんめ鯛は白身で美味しい魚です。繊細でありながら旨みと脂があります。見た目に美しい魚です。目はぱっちりと大きく、色鮮やかで艶やかな朱色です。白身の魚なので、白ワイン?と思われた方も多いかと思いますが、本日のイチオシは赤ワインです。 ぽってりと良く太ったきんめ鯛の切り身に火を入れていきます。白身の部分は少し透き通る様な象牙色で、ところどころ七色に輝いています。火を入れるのは皮目からだけです。皮をぱりっと、こんがりと、が、この料理の一番のポイントです。 続きを見る

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