品質保証の取り組み
お客様に高品質で安全・安心な商品をお届けするため、サントリー品質方針のもと、品質保証活動を推進する体制を整え、製造工場において徹底した取り組みを行っています。
サントリー食品インターナショナルでは、国際規格のISO9001(品質)、FSSC22000(食品安全)の認証を取得したグループ会社10工場を中心に全国各地の工場で製造を行っています。
認証の維持、また認証レベルの向上を目指し、工場内・工場相互の内部監査、マネジメントシステム成熟度評価、指摘の水平展開等、様々な取組みを実施しています。
工場への出入り口を限定し、通用門で訪問者を必ずチェックしています。建物やその内部の扉はカードや暗証番号の認証による自動施錠・解錠システムを導入し、工場敷地内にはカメラやセンサーを設置しています。
サントリーグループでは、フードテロ対策として、2009年にフードディフェンスガイドラインを制定し、自社工場での取り組みを実施しています。さらに、商品保管倉庫などの物流現場や、健康食品の製造委託先へも活動を展開し、食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」を取得するなど、食品の安全確保に向けたより一層の体制強化を図っています。
サントリー食品インターナショナルでは、品質保証活動の指針として全工場共通の品質ガイドラインを制定し、各工場への定着・浸透を推進しています。また、トラブル再発防止のための経験値やノウハウを、委託先工場も含めた全工場に展開しています。
お客様への説明責任の向上を目的として、製造ラインを流れるPETボトル製品の外観を記録するカメラの導入を推進しています。
工場外部から内部に虫が侵入することや、工場内で虫が発生することを防止するために工場内にて目的に応じた区画を行い、その区画レベルに応じた対応を行っています。虫の捕獲状況は定期的に調査しており、捕獲状況に変化があれば速やかに対応しています。
製品に記載されている賞味期限が正しく印字されていることを確認するために、製造ラインに賞味期限印字検査機を設置するなど、製造工程での確実な確認を実施しています。