品質保証の取り組み
工場で使用する水は、それぞれの工場が日常的に分析・検査を行い、しっかり管理しています。
化学的な分析や微生物検査などで安全性を確認するほか、人の五感を用いる官能検査で、分析機器では感知できない水の変化についても確認を行っています。
サントリーグループの「安全性科学センター」では、商品に使用する水を、国内のすべての工場から取り寄せ、定期的に分析・検査し、その安全性を保証しています。
定期検査の項目数は「水道法・水質基準項目」に加え、サントリーグループ独自の項目を合わせて約140項目にのぼります。
分析値は、水を使用する際の品質を確認するための基準であるのはもちろん、長期にわたって観察することによって、水質のわずかな異常の発見や水質変動の予測にも役立てています。
2015年には、水中の元素分析において、適正な試験結果を出す能力を有する試験場であることを証明する国際規格ISO/IEC17025の認定を取得しました。