品質保証の取り組み
サントリーグループでは個々の原料別に、その生産から最終使用するまでのすべての段階で、さまざまな視点から想定されるリスクを評価し、法律への適合と安全性の確保を実現しています。
ひとつの商品には、たくさんのサプライヤー(原料の提供者)が関わっています。サントリーグループでは、生産者、原料メーカー、商社など、それぞれの形態ごとに、機能や役割に応じた基準を設け、評価・選定を行っています。
そのうえで、特に重要だと考えられる原料や、潜在的なリスクがあると判断される原料については、原料の生産現場に直接足を運び、サプライヤーの品質監査※を実施し、品質保証のしくみをチェックしています。
PICKUP
サントリーグループでは、自ら現地を訪問して的確に品質監査を実施するために、人材育成に取り組んでいます。 具体的には、原料に潜むリスク要因や監査でのチェックポイントなど、品質監査に必要なビジネススキルの習得を主眼とした研修を定期的に実施しています。
すべての原料に対し、食品衛生法などの法律で定められた規格に加え、長年にわたって培ってきたサントリーグループならではのノウハウと科学的根拠に基づいた、厳しい規格を設けています。これに合格した原料のみを使用することで、より安全な商品づくりを実現しています。