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クリームは、生乳、牛乳、または特別牛乳から乳脂肪以外の成分を分離したもので、乳脂肪分が18%以上のものをいう。クリームを使用するカクテルは数多く、カクテルづくりには欠かせない存在。一般的に、乳脂肪分が18〜25%までのものは、ライト・クリーム、45%前後の濃いものはヘビー・クリームと呼んでいる。
日本では精製した上白糖(アメリカではソフト・シュガーと呼ぶ)に無色透明で濃厚な糖液を加え、角型に圧縮し、ゆるい熱を加えて乾燥させ、固めたもので、カクテルの中にはこれを入れて溶かしながら飲むものがある。
白ザラメを粒状に粉砕した砂糖。結晶が大きく、冷たいカクテルには溶けにくいので、あらかじめシロップにしてから使わなくてはならないが、純度が高いため、癖のないシロップができあがり、甘味料としては申し分ない特性を持つ。また、結晶が硬いので、スノー・スタイルに使うとキラキラと輝いて効果的である。
シュガー・シロップに、ザクロの風味をつけた赤色のシロップで、エッセンスと色素だけを配合した無果汁のものと、それにザクロの果汁を加えたものとがある。透明な真紅の色で、甘味とともに美しいイメージも演出してくれるため、カクテルに多様される。
かつて、砂糖の結晶を防ぐため、シュガー・シロップにアラビア・ゴムの粉末を加えて、粘着性を持たせたところから、ガム・シロップの名前がきているが、現在では、ゴムを使用しない製品が多くなっている。
グラニュー糖や白ザラメの乾燥したものを粉砕して、微細な結晶だけをふるいにかけて集めたもので、水や酒に溶けやすいので、カクテルづくりには最適な砂糖。また洋菓子づくりの際にも、甘味料やデコレーション(シュークリームなど)として使われる。
シロップの中でも、もっとも基本的なもので、砂糖を水に溶かした糖液。原料の砂糖からのかすかな香味のほかはフレーバーが少ないので、別名シンプル・シロップ(Simple Syrup)とも呼ばれる。