美味しさ
本当に美味しいチューハイとは何かを徹底的に考え、「果実そのままの味わいを持つ美味しいお酒を創りたい!」という思いで開発したのが『-196℃製法』です。
「居酒屋で飲む生搾りチューハイが美味しいのは、なぜだろう?」という疑問が、この「-196」を生み出すきっかけでした。手で果実を絞った時の果実の香りの成分が美味しさの秘密と考え、その美味しさを実現するにはどうしたら良いかを検討し続けました。
『-196℃製法』では、果汁だけではなく、果皮の美味しさもそのまま製品に封じ込めることができます。この製法は2011年12月に特許登録されました(特許-04892348、 アルコール浸漬物またはそれを用いた食品もしくは飲料およびその製造方法)。
「製品名にもなっている「-196℃」とは、液体窒素を常温常圧下で測定した温度です。この液体窒素で果実を凍結し、特殊な粉砕機でパウダー状に粉砕することによって、果実成分を余すところなく抽出できるようにしたのが『-196℃製法』です。 冷凍庫にレモンを入れると、果肉部分は凍りますが、果皮に含まれる香りの成分(オイル分)は完全に凍りません。物質には、凝固点よりもさらに低い「脆化(ぜいか)点」という温度があります。果実のすべての成分が瞬時に脆化点に達し、均一に壊れやすくなる温度、それが-196℃です。
果実の香味の成分には水に溶けにくい成分も多く、凍結粉砕した果実のパウダーをそのまま水に溶かしても、それらは浮いてしまいます。果実のパウダーをアルコールに溶かし込んでからチューハイに仕上げることによって、水には溶けない成分もしっかりと抽出することができます。
「本当に美味しいチューハイ」のために開発した『-196℃製法』で作った「-196」。是非お楽しみください。