Liqueur & Cocktail ホーム > Q&A > BARに行くとき
はじめていく場所というのは、それだけで少し緊張しますよね。
BARにいくのに、難しいルールはありません。
みなさんが自分なりのスタイルで、お酒、空間や時間を楽しむのがBARですから、お店の雰囲気を壊さない、他のお客さんの迷惑にならないようにするというエチケットさえわきまえていれば、大丈夫です。簡単なことでは、携帯電話はマナ ーモードにしておく、大声で話さない、などですね。
また、服装について迷われる方もいらっしゃるかもしれません。これも、お店の雰囲気を壊さないことがポイントです。必ず、スーツ、ネクタイでなくてはいけないということはありませんが、Tシャツよりは襟のあるシャツのほうが、よいかもしれませんね。
BARは、おとながお酒を楽しむ場所。大人としてのふるまいを心がけておけば、失敗することはないはずです。
初めてのBARデビューには戸惑いもあることとは思いますが、決して難しいことはありません。
まず、ショットとは、ウイスキーなどを飲む際のグラス「ショット・グラス」のことを指しますが、それが転じて、お酒を生(き)のままで飲むスタイルである、「ストレート(もしくは、ニート:Neat)」のことも言うようになっているようです。主にウイスキーやスピリッツ(蒸溜酒)などで好まれる飲み方で、生(き)のままの状態ですので、アルコール度数は高いのが普通です。通常バーでショットというと、お酒をストレートでおおよそ30mlオーダーしたことになります。
またチャージは席料を意味し、ドリンクや食べ物以外への支払いです。お一人につき幾らと決まっています。
キープというのは、おそらくボトルキープというシステムのことですね。あらかじめご自分のお好きなボトルを1本幾らで購入します。次回からは、お店の決めた利用額を払うだけで、ご自分の購入されたボトルのお酒を楽しめるという仕組みですが、ボトルキープを実施していないバーもありますので、お店でご確認ください。
BARでの楽しみは、おいしいお酒をゆったりいただくことももちろんですが、お酒のプロであるバーテンダーとの会話も魅力の一つ。不明な点や不安なことがあれば、どうぞバーテンダーにお尋ねになってください。きっと頼もしい味方になってくれますよ。
BARは、レストランのように会計をする場所がはっきりしていないので、慣れるまでは戸惑われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
BARでは、テーブルチェックといって座っている席での会計が一般的です。自分の席でバーテンダーに、会計したい旨を伝えればOKです。
また、少しカジュアルなスタンディングBARなどでは、飲み物を受け取ったときにお金を払う、キャッシュ・オン・デリバリー方式のところもあります。
どちらにしても会計方法が分からないときはお店の方に聞くのが一番です。座ったままで構わないので、「お会計をお願いします」とひと言、言えばスマートですね。
監修:サントリースクール