実施レポート
心をつなぐキャッチボールプロジェクト in 府中市(東京都)
2023年11月27日(月)、6人のプロ野球OB選手を特別講師に招き、府中市立矢崎小学校の体育館で「心をつなぐキャッチボール プロジェクト」を開催しました。
今回のプロジェクトは、2023年7月31日に東京ドームで開催されたプロ野球OB選手による“夢の球宴”「サントリードリームマッチ」のチャリティ活動の一環として実施。今回は、使用済みペットボトルを原料にして新しいペットボトルにリサイクルする「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定をサントリーと結んでおり、且つサントリー<天然水のビール工場>東京・武蔵野とサントリーのラグビーチーム「東京サントリーサンゴリアス」の本拠地がある府中市で実施しました。
特別講師として、過去にサントリードリームマッチにご出場いただいた荒木大輔さん(ヤクルトOB)、⻄山秀二さん(広島、ジャイアンツOB)、高橋雅裕さん(DeNA、ロッテOB)、笘篠賢治さん(ヤクルト、広島OB)、内川聖一さん(DeNA、ソフトバンクOB)、久保 文雄さん(DeNA OB)が参加。子供たちに楽しくご指導いただきました。
教室への参加は5、6年生の134名のみでしたが、控室から体育館までの廊下には1〜4年生全児童で花道を作ってくれました。講師のみなさんも満面の笑顔で一人一人とハイタッチしながらの移動となりました。
体育館では5、6年生が大きな拍手でお迎えしてくれて教室が始まりました。
開校式が始まると講師のみなさんの自己紹介、堀誠一校⻑のご挨拶と続き贈呈式に移ります。代表の6人の子供たちが講師のみなさんからゆうボールとグリーン ダ・カ・ラを受け取りました。記念撮影には先生たちも参加し、たくさんの笑顔が溢れる瞬間となりました。
いよいよ教室がスタートします。まずはウォーミングアップを兼ねて正しい走り方を学びます。笘篠さんから走る際に大切な姿勢や腕をしっかり振ること、足を真っ直ぐ上げ強く蹴ることなどいくつかのコツを教えてもらいます。
体が温まったところで、まずはボールに慣れるためにボール遊びをやっていきます。床にバウンドさせたボールをキャッチする。頭上に高く上げたボールをキャッチする。ボールが落ちてくる前に手を叩いてからキャッチするなど、普段ではあまりやることのない動きで、うまくできないこともありますが笑顔で楽しみながらボールに慣れていきます。
ボール遊びのあとは、荒木さんからは正しいボールの握り方と投げ方を教わり、荒木さんと内川さんのデモンストレーションを子供たちは興奮の面持ちで見ていました。
そしてお待ちかねのキャッチボールです。参加者全員が講師のみなさんと時間の許す限りキャッチボールしました。子供たちが投げたボールを講師のみなさんが丁寧に受け取ってくれてやさしく投げ返してくれました。子供たちは何度もやるうちに本当に少しずつうまくなっていき、相手のことを考えて取りやすいように胸に向かって丁寧に投げていました。キャッチボールの締めくくり、代表の子供たちと先生たちが講師に向かってピッチング!普段見ることができない先生たちの姿に子供たちも大興奮でした。
キャッチボールの練習後にはサントリーが推進しているペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクルについてお話しました。座学の後には実際に使用済みのペットボトルの分別方法の体験も実施し「ボトルtoボトル」水平リサイクルの大切さを学んでもらいました。
全てのプログラムが終了した後は修了式です。代表の子からお礼の言葉をいただきました。
「プロ野球OBの方たちに教えてもらってとても楽しかったです。走り方なども教えてもらったので実践してこうと思いました。今日は本当にありがとうございました。」
講師と子供たちがハイタッチで元気を送りあい、教室終了です!