SDGsへの取り組み

PLAY SDGs、未来につづくフェアプレーを

みんなで夢の球宴を楽しめるのは、
一人ひとりのかけがえのない
日常があってこそ。 この毎日が、
これからもずっと続いていくように。 サントリーは、地球の未来に
フェアでありたいと思います。

サントリードリームマッチでは、
SDGsの達成を目指す施策に
取り組んでいます。

  • PLAY 01

    水平リサイクル ボトルtoボトルACTION

    PLAY SDGs、みんなでペットボトルの水平リサイクルを、1、飲みきりましょう、飲み残しはリサイクルの妨げに、2、キャップを外しましょう、キャップを外してつぶしやすく、3、ラベルをはがしましょう、ラベルとボトルをしっかり分別、4、つぶして回収ボックスに、コンパクトにすれば輸送効率もアップ

    SDGsを、ペットボトルから始めよう!

    サントリーグループは、「ボトルtoボトル」 水平リサイクルを実用化・推進しています。会場では使用済みペットボトルの分別を啓発し、ペットボトルは何度も循環する資源であることをお伝えしていきます。

    関連するSDGs
    • 12、つくる責任つかう責任
  • PLAY 02

    心をつなぐキャッチボールプロジェクト

    サントリードリームマッチでは、被災地の復興支援・子どもたちの野球復興の一環として、子どもたちに思い切りキャッチボールを楽しんでもらうことを通じて“人と人”のつながりや思いやりの大切さを感じ、心のつながり=「絆」に気付いてもらいたいという想いを込めて「心をつなぐキャッチボールプロジェクト」を開催しています。当プロジェクトでは、プロ野球選手OBを特別講師に招いて、キャッチボールのほか、野球教室などを行っています。

    実施レポートはこちら
    キャッチボール教室の開催
  • PLAY 03

    キッズチーム招待

    野球チームに所属する子供たちをサントリードリームマッチにご招待。野球に励む子供たちを応援し、野球界の裾野を広げます。

  • PLAY 04

    紙コップでドリンクをご提供

    サントリードリームマッチではプラスチック使用量削減にも取り組んでおり、紙コップでドリンクをご提供しています。

サントリー、心をつなぐキャッチボールプロジェクト

実施レポート

実施レポート

心をつなぐキャッチボールプロジェクト in 坂町(広島県)

2018年7月に西日本各地に大きな被害をもたらした「平成30年7月豪雨」。その影響で大きな被害を受けた広島県安芸郡坂町を元気づけようと5月16日(木)、プロ野球OBのみなさんが訪問しました。坂町にある3つの小学校すべてを回り元気を届けました。


横浜小学校

横浜小学校からスタート。全校児童で運動会の練習真っ只中だった午前中、プロ野球OBの笘篠賢治さん(ヤクルト、広島 OB)、西山秀二さん(広島、巨人 OB)、久保文雄さん(DeNA OB)の3名がお邪魔させていただきました。

教頭先生からご紹介いただき一人ずつご挨拶。そして早速、ゆうボールの贈呈式に移ります。児童代表3名にゆうボールを手渡し笑顔で握手。

運動会の練習中で時間が限られていたため、すぐに全校児童で記念撮影となりました。不思議なかけ声が上がり、元気いっぱい満面の笑顔での撮影となりました。


小屋浦小学校

2校目は小屋浦小学校。全校児童が60名ほどの小さな小学校ですが、「平成30年7月豪雨」の際には坂町内で最も被害の大きかった地域です。今でも自宅に戻れていない児童が10名ほどいるとのことで、とても楽しみにしてくれていました。

教室に参加したのは5、6年生の19人。ここからは笘篠さん、西山さん、久保さんの3名に昨年引退したばかりの天谷宗一郎さん(広島 OB)も加わり4名での教室となりました。とっても豪華ですね。OBのみなさんからの簡単な挨拶のあと、まずはゆうボールをプレゼント。嬉しそうな笑顔が印象的でした。

そしてすぐさま教室に入ります。限られた時間なので少しも無駄にしないように目一杯使い切ります。最初は走り方の基本を学びます。笘篠さんが腕の振り方や姿勢などポイントを説明してみんなで練習してみます。天谷さんのお手本も交えながら学んだら即実践です。短い距離を丁寧に走ります。後ろ向きに歩いてみたり普段やらないような動きにもチャレンジしてみます。

体が温まったらキャッチボールです。でも、いきなりキャッチボールはやりません。まずはボールに慣れるためボール遊びをやってみます。久保さんのレクチャーとお手本を見習ってみんなでチャレンジ。慣れない動きなのでみんながんばってやっていました。ボールに慣れたら最後は実際に投げてみます。久保さんがスポーツテストを見据えて遠くに投げるコツを伝授。最初は遠くまで投げられなかった子も何回かやっているうちにどんどん遠くに投げられるようになりました。こんなにもすぐに吸収して実践できるようになる子供たちにビックリでした。ゴロを取ってスローイング、と少し野球のようなことにもチャレンジして教室は終了となりました。

見学に来ていた保育園の子供たちも交えて記念撮影。みんなとっても楽しそうな笑顔でパシャリ。最後はハイタッチをして退場です。

と、そこで教頭に呼び止められ、なな、なんと子供たちからお花のプレゼントをいただいてしまいました。子供たちが育てているお花だそうで、元気を届けにきたのに逆に元気をもらってしまいました。短い時間でしたが濃厚な教室となりました。


坂小学校

最後は坂小学校です。坂小学校も全校児童が出迎えてくれました。開始時間の少し前から約400名の児童がきちんと整列して講師のみなさんを待っていました。ここまでの4名の講師のみなさんに大野豊さん(広島 OB)、野村謙二郎さん(広島 OB)の2名が加わり6名での豪華教室となりました。開校式のあと、ゆうボールの贈呈式です。各学年代表の6名が講師からゆうボールを受け取りました。

贈呈式のあとには全員で記念撮影です。約400名の児童と先生方全員が参加して元気にパシャ♪教頭先生のかけ声で「がんばろう!坂町!」と大発声!本当に大きな声に驚きました!

全校児童での教室は走り方を学びます。ここでも笘篠さんと天谷さんが指南役。腕の振り方、歩き方、姿勢などいくつかのポイントをレクチャー。そしてすぐさまやってみます。子供たちだけでなく先生方も参加して大賑わいの走り方教室となりました。 1年生から4年生まではここで退出となります。「ありがとうございました!」大きな声でお礼をいっていました。元気です。

休憩後は5、6年生だけでキャッチボール教室です。大野さんと野村さんからボールの握り方や腕の振り方、体の使い方などを丁寧にレクチャー。
講師が握り方をチェックしにまわり一人一人に教えていきます。野村さんが熱心に体の使い方を説明してくれました。

その後は講師のみなさんと実際にキャッチボールです。自分が投げたボールを講師に受けてもらう。相手のことを考えて取りやすいように胸に向かって投げます。なかなかうまくいかなくても何度もがんばってチャレンジ。ゴロキャッチ&スローイングの練習もやってみます。ただ投げるのと、ゴロを捕ってから投げるのとでは難しさが違います。でもそこは子供の吸収力!どんどん要領を得て上手になっていきました。

「キャッチボールはボールだけれども、言葉のキャッチボールや心のキャッチボールも大切です。いつも相手のことを考えて優しい気持ちでキャッチボールをしてください」という講師の挨拶で教室は終了となりました。最後はハイタッチで元気を送りました!


5月半ばの汗ばむ陽気。あれからまだ一年も経たない坂町は復旧も進み元気を取り戻しつつあります。しかし、まだ自宅に戻れずにいる方々がいることを聞いたり、復旧工事が続けられている川沿いや山の斜面を見たりすると、少しでも元気や勇気を届けられるよう応援したいと気持ちが強くなりました。