実施レポート
心をつなぐキャッチボールプロジェクト 野球教室編 in 郡山市(福島県)
6月18日(火)、5人のプロ野球選手OBを特別講師に招き、郡山市立赤木小学校・体育館にて「心をつなぐキャッチボール プロジェクト」を開催しました。
全校児童の約280名が行儀良く整列して講師のみなさんを歓迎してくれました。
特別講師として、斎藤雅樹さん(巨人 OB)、村田真一さん(巨人 OB)、高橋雅裕さん(DeNA OB、初代楽天コーチ)、岩村明憲さん(ヤクルト、楽天、MLBレイズOB、福島レッドホープス監督)、久保文雄さん(DeNA OB)が参加。子供たちに熱くご指導いただきました。
校長先生、教頭先生にも出席していただいてまずは開校式です。
校長先生と講師からの挨拶のあと、ゆうボールの贈呈式に移ります。各学年代表の6名が講師からゆうボールを受け取りました。ちょっとはにかみながらもしっかりと受け取ってくれました。
贈呈式のあとには全員で記念撮影です。全児童と先生方全員が参加して元気にパシャ♪ 全員が楽しそうに笑顔で声を上げながらの撮影となりました。
1年生から4年生までは残念ながらここで退出となります。
5、6年生だけで走り方を学びます。高橋さんが走り方の基本や速く走るためのコツなどを指南。腕の振り方、足の上げ方、姿勢などいくつかのポイントを指導していきます。岩村さんからもポイントレッスンがあり、実際に走ってみます。真剣に、そして楽しそうに走り方を学びました。
走り方のあとはいよいよキャッチボールです。ですが、まずはボールに慣れるところから始めます。
久保さんのレクチャーでボール遊びをやってみます。ボールを真上に投げてキャッチする。投げたボールが落ちてくる前に体を一回転させてキャッチする。これらの動きはなかなか難しく、子供たちは一気に盛り上がります。
ボールに馴染んだところで齊藤さんがボールの握り方や腕の振り方、足の動き、体の使い方などを丁寧に指導していきます。講師が握り方をチェックしにまわり一人ひとりに教えていきます。
そして、講師の齊藤さんと岩村さんのデモンストレーションです。さすがにフォームも球筋もきれいで「おぉー!」という声が上がりました!
デモンストレーションが終わったら実際に自分たちでやってみます。自分が投げたボールを講師に受けてもらう。教えられたとおりに足や腕を動かして投げてみます。なかなかうまくいかなくても何度もがんばってチャレンジ。相手のことを考えて取りやすいように胸に向かって投げます。
ゴロキャッチ&スローイングの練習もやってみます。普段あまりやらない慣れない動きなので難しさが増します。でもどんどん要領を得て上手になっていきました。さすが子供はすごいです!
「キャッチボールはボールだけれども、言葉のキャッチボールや心のキャッチボールも大切です。いつも相手のことを考えて優しい気持ちでキャッチボールをしてください。相手の気持ちを考えながら、友だちでもお父さんお母さんでもいいので、時々キャッチボールをしてみてください。」という講師の挨拶で教室は終了となりました。
最後はハイタッチで元気を送りました!
とても前向きで、そして笑顔で取り組んでいる姿が心を打ちました。