実施レポート
心をつなぐキャッチボールプロジェクト in 郡山市(福島県)
6月25日(土)、8人のプロ野球選手OBを特別講師に招き、福島県郡山市のふるさとの森スポーツパークで「心をつなぐキャッチボール教室」を開催しました。
教室には郡山市内の少年野球チームやソフトボールチームに所属する207人の子どもたちが集まりました。
今回は特別講師として、宮本和知さん(ジャイアンツOB)、宮本慎也さん(ヤクルトOB)、荒木大輔さん(ヤクルト、DeNAOB)、笘篠賢治さん(ヤクルト、広島OB)、 高橋雅裕さん(DeNAOB、楽天初代コーチ)、鉄平さん(中日、楽天、オリックスOB)、塩川達也さん(楽天OB)、久保文雄さん(DeNA OB)が参加しました。
屋外のソフトボール場で実施する予定だった本教室は、あいにくの天候により体育館での実施となりました。子どもたちは開始時間よりもずいぶん早くから体育館に集合し、教室への期待感や興奮がが伝わってきました。
まずは記念撮影からスタートしました。記念撮影の準備を整えたところに講師が入場!子どもたちの真ん中に講師が入り全員で記念撮影。すてきな笑顔をキャッチすることができました。
記念撮影が終わると開校式です。講師の方々からのメッセージに真剣に耳を傾けていました。そのまなざしは真剣そのものでした。
そして、準備体操からスタート。ストレッチのやり方などをしっかり教わった後は、正しい走り方講座が始まりました。中心となる講師は、現役時代に俊足で名を馳せた笘篠選手。「手を大きく振ると足も大きく動くようになります」「手を早く振ることができれば足も速く動くようになります」とアドバイスを受け、一生懸命に練習しました。
走り方の後は「ボールの正しい握り方」「ボールの正しい投げ方」が子どもたちに教えられました。宮本和知選手と荒木選手からはピッチャーの投げ方、宮本慎也選手からは野手の投げ方を伝授されました。
続けてゴロの捕り方を宮本慎也選手から教わりました。デモンストレーションで宮本慎也選手と高橋選手がゴロの捕り方を披露しました。宮本慎也選手のプレーを目の前で見られた子どもたちの興奮は最高潮!
ひと通りの講義が終わると、いよいよ講師たちとのキャッチボールとノックが始まりました。講師に教わったことに注意しながらボールを投げる、ボールを受ける、ゴロを捕ってボールを返す。
最初は緊張気味だった子どもたちも慣れなくてくると思い切りプレーできるようになり、講師から「ナイスボール!」「いいね~!」などと声をかけられると、笑顔が広がっていきました。
休憩を挟んで、バッティング練習が始まりました。子どもたちは講師を囲むように座り、鉄平選手と宮本慎也選手からバッティングの講義を受けました。体育館であったためボールを打つことはできず、各チームの代表が全員の前でスイングチェックを受けました。
鉄平選手や宮本慎也選手から直接指導を受けることができた子どもたちはとても嬉しいそうにしていました。
すべてのプログラムが終わると、最後は並んだ全講師たちとハイタッチでお別れ。子どもたちからは「とても楽しかった」「明日から言われたことに注意しながら練習したい」などという声をもらいました。
最後は、「ありがとうございました!」の声が響き、たくさんの笑顔があふれました。