テンプラニーリョ
Tempranillo
スペインワインの品質を支える大黒柱
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栽培面積世界4位(※2010年O.I.V.データ)ですが、そのうちのほとんど(95%程度)をスペインと隣国のポルトガルで栽培しています。生産量ほどには世界中で栽培されているわけではないぶどうです。
とても多くの別名を持つぶどうです。同じスペイン国内でも、ティント・フィノ、ティント・デル・パイス、センシベル、ウル・デ・リェブレなど、隣国のポルトガルでは、アラゴネスやティンタ・ロリスという名前で呼ばれます。
粒は小さくて果皮は薄め。房はやや大きめです。テンプラニーリョの語源は「早熟な」から来ていると言われ、同じエリアのその他のぶどう(ガルナッチャなど)よりも早く熟します。
スペイン中で栽培され、様々なスタイルのワインを生むぶどうのため、味わいの特徴をまとめるがはなかなか難しいぶどうの一つです。酸は適度にあり、タンニンも滑らかながら量は十分。繊細で華やかな香りを持つ品種と言われます。スペインはアメリカンオークの樽で長期熟成したワインを好む傾向があるため、しっかりとした樽香や、熟成由来のなめし皮やタバコ、ドライフラワーなどを思わせる香りを持つ事が良くあります。
スペインのリオハ地方原産と言われています。スペインの黒ぶどうの中で最も栽培面積の広い、スペインで最も人気のある赤ワイン用品種です。
原産地のスペインが圧倒的な栽培面積を誇っています。有名産地はリオハ、リベラ・デル・ドゥエロなどですが、スペイン全土が産地と言えます。 その他の国としてはポルトガルが多く、2013年のデータによると、実はポルトガルで一番広く栽培されているぶどうはテンプラニーリョです。他にはスペイン系の移民が多い、アルゼンチンでも広く栽培されています。
テンプラニーリョ100%のワインもありますが、リオハではガルナッチャやマスエロ、グラシアーノなどと、リベラ・デル・ドゥエロではカベルネ・ソーヴィニヨンなどとブレンドされる事が多いです。
1990年から2010年までの20年間で栽培面積が5倍以上に広がっており、それに伴って、伝統産地ではないエリアから、樽熟成していない果実味を前面に出したものや、フレンチオークで熟成したものなど、多種多様なスタイルのテンプラニーリョが生産されるようになりました。
スペインを代表する食材である生ハムとは抜群の相性です。樽熟成をしっかりとしたものは牛肉の煮込みなどに。
・しっかり樽熟成したワインが飲みたいとき
(樽熟成しているかチェックして下さい)
・価格に対して充実した味わいのワインが飲みたいとき
ソラール ビエホクリアンサ
フレシネミーア(赤)
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