ウイスキー用語辞典
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目次
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あ
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か
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さ
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た
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な
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は
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ま
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や
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た〜と
樽【Cask】
ウイスキーの貯蔵容器。大昔に丸太をくりぬいて蔓などで縛った容器が起源か。
樽職人【Cooper】
樽づくりの専門技術者。高度な熟練技術を要するので、昔から徒弟制度で技を伝えてきた。
タンニン【Tannin】
木材由来の成分で、熟成中のウイスキーに溶け出し、琥珀色に染めていく。
ダンネージ【Dunnage】
輪木積み
参照。
徴税官【Exciseman】
英国の酒、タバコなどの消費税、物品税を徴収する官吏。
貯蔵【Ageing】
ウイスキーを熟成させるため、樽に詰め、保管すること。
貯蔵庫【Warehouse】
ウイスキーを貯蔵・熟成させるための倉庫。
テイスティング【Tasting】
利き酒。酒の色、香り、味わいを鑑定すること。
ノージング
参照。
テイスティング・グラス【Tasting glass】
利き酒用のグラス。香りが鼻孔に集まるような、上がすぼまったチューリップ型のグラスが望ましい。
テイスト 【Taste】
味わい。味見する、利き酒することをテイスティングTastingという。
天使の分け前【Angels' share】
ウイスキーが樽で熟成中に蒸発していく部分。年2%前後のペースで失われる。
糖化【Mashing, Saccharification】
麦芽を粉砕して温湯とかきまぜることを仕込み Mashing という。やがて麦芽のデンプンはお湯に溶け出し、糖化酵素の力で麦芽糖とブドウ糖に変わる。この糖化Saccharification により、発酵の用意が整う。
糖化酵素【Amylase,Diastase】
デンプンなどを加水分解して糖分をつくる酵素。総称アミラーゼ。その仲間のジアスターゼは大麦にそなわった酵素で、デンプンを麦芽糖とブドウ糖に変える。
トウモロコシ【Corn, Maize】
いね科の1年生植物。アメリカ原産。穀粒を糖化、発酵し、連続蒸溜してウイスキーをつくる。英国では、メイズMaizeともいう。
トップノート【Top note】
グラスに注いで嗅いだとき、最初に立ち上がってくる香り。軽く華やかな芳香で、いわばそのウイスキーの顔。
ドラフ【Draff】
マッシュ・タンからウォートを取り去ったあとに残る穀物のカス。牛の飼料として使われる。
ドラム【Dram】
ウイスキーなどのほんの一口。1/8液量オンス=3.7ミリリットル。