ヴィオニエ
Viognier
華やかな香りとトロトロの果実味
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現在では世界中で栽培され、名前の知られたぶどうですが、1960年代にはわずか14haまで栽培面積が落ち込み、絶滅寸前でした。1980年代後半から人気が出て、2010年時点で10,000haを超える畑があります。
世界中どこでも「ヴィオニエ」です。
小さくて皮の薄い粒と、小さめの房が特徴です。糖度の上がりやすい品種ですが、そのかわりに酸が落ちやすい特性があります。
リッチでゆったりとしたコクのある果実味の、フルボディの味わいを生むぶどうです。酸は控えめで、トロミを感じさせるような強い粘性が感じられます。華やかでゴージャスな味わいのぶどうと言えると思います。後口に生姜や白胡椒を連想させる、スパイシーなタッチが出るのも特徴的です。
フランス・ローヌ地方北部のコンドリューの村が原産地です。1980年代後半に人気が出るまで、ほぼ原産地周辺のわずかな土地でしか栽培されていないぶどうでした。
原産地であるコンドリューとシャトー・グリエがやはりこのぶどうを代表する産地です。上品な華やかさと色気を併せ持ったヴィオニエ独特の魅力は、この2つの産地で最高に発揮されると言って良いと思います。近年の人気で、南フランス全体(特にラングドック地方)で広く栽培されるようになりましたが、まだヴィオニエの魅力を十分に出し切るには至っていないようです。ニューワールドではアメリカとオーストラリアが1980年代からヴィオニエを栽培しており、一定の成果を出しています。
原産地近くのコート・ロティという産地では、シラーに少量のヴィオニエを混ぜて、一緒に発酵させる事でシラーの強さを和らげ、華やかな香りを引き出すという醸造方法を昔から行って来ました。近年ではオーストラリアなど、他の国のシラーズでも、この醸造方法を採用している生産者が増えてきています。
エキゾチックな香りがあるので、ピリ辛系の中華や、エスニック料理、ブルーチーズなどの少しクセのある食材に幅広く合わせる事が出来ます。
・エスニックやピリ辛系にワインを合わせたいとき
・ワインの香りに酔いたいとき
ヤルンバ ワイ シリーズ ヴィオニエ
ヤルンバエデン ヴァレー ヴィオニエ 〈サミュエルズ コレクション〉
ヤルンバ
ザ ヴェルギリウス ヴィオニエ
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