マスカット・ベーリーA
Muscat Bailey A
日本を代表する黒ぶどう品種
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日本において、甲州に次いで2番目に多くワインになっているぶどうです。
ベリーAとも呼ばれますが、マスカット・ベーリーAのベーリーの綴りは「Bailey」でベーリーもしくはベイリーという発音が適切なようです。
房と粒は大きく、皮は薄めです。皮の裏側に色素が多くあり、破砕の時点で色が結構出ますが、色素量自体が多いわけではないので、ワインの色調は明るくなります。
いちごを連想させる赤い果実の香りに、イチゴキャンディーや綿菓子などの砂糖を熱した時に出る甘い香り。少し湿り気のある根菜やシダ植物のニュアンスを感じるのが、湿気の多い日本のぶどうらしくて面白いところです。フレッシュでピチピチした果実味と、意外に鋭い酸味、とても軽いタンニンが特徴で、フルーティーという言葉がピッタリの味わいです。
一見すると、海外のぶどうのように見えますが、1927年に、新潟県高田(今の上越市)にある岩の原葡萄園で、川上善兵衛氏の交配によって生まれた、日本の新潟県が原産のぶどうです。アメリカ系ぶどうのベーリーと、ヨーロッパ系の黒い皮のマスカットである、マスカット・ハンブルグが両親です。
醸造用としてだけではなく、生食用としても利用されるぶどうで、日本全国で広く栽培されています。原産地は新潟県ですが、現在ではマスカット・ベーリーAのワインの半分は山梨県で生産されています。その他の産地としては山形県、島根県、岡山県などが知られています。
日本の赤ワイン用のぶどうとしては、最大の生産量を誇ります。2013年に日本の黒ぶどうとしては初めて、世界的に醸造用のぶどうとして登録された、日本を代表する赤ワイン用のぶどうです。 フレッシュなタイプから樽熟成したタイプまで、色々なワインがつくられており、より良いマスカット・ベーリーAを生産するための努力が続けられています。
鶏肉や脂ののった白身魚との相性が抜群です。根菜や醤油との相性も良好です。焼鳥(特にタレ)もバッチリ。
・和食と赤ワインを合わせるとき
・魚と赤ワインを合わせるとき
・渋いワインが苦手な方に
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