サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ 1999–2011 監修:湯浅譲二
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No. 23
湯浅譲二(1929-)1999年11月9日
湯浅譲二:クロノプラスティクII—エドガー・ヴァレーズ讃—〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:岩城宏之
フルート:木ノ脇道元
東京交響楽団 - 曲目
- エドガー・ヴァレーズ:アンテグラル
伊左治直:畸形の天女/七夕
湯浅譲二:クロノプラスティク—スタシス(静)とキネシス(動)の間で—
湯浅譲二:クロノプラスティクII—エドガー・ヴァレーズ讃—〔委嘱作品・世界初演〕
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No. 24
ジルベール・アミ(1936-)2000年12月4日
ジルベール・アミ:チェロとオーケストラのための協奏曲〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:井上道義
チェロ・ジャン=ギアン・ケラス
東京交響楽団 - 曲目
- ジルベール・アミ:3つの情景—オーケストラのための
ジルベール・アミ:チェロとオーケストラのための協奏曲〔委嘱作品・世界初演〕
フランク・クラヴジク:廃墟—オーケストラのための
ベラ・バルトーク:演奏会用組曲「中国人の不思議な役人」 op.19 Sz73
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No. 25
ドイナ・ロタル(1951-)2001年9月9日
ドイナ・ロタル:交響曲第3番「スピリット・オブ・エレメンツ」〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:飯森範親
フルート:ピエール=イヴ・アルトー
東京フィルハーモニー交響楽団 - 曲目
- ダン・デデュ:エチュード・モットー—モーツァルトのモットーによる管弦楽のための習作 op.23
ドイナ・ロタル:交響曲第3番「スピリット・オブ・エレメンツ」〔委嘱作品・世界初演〕
ドイナ・ロタル:螺旋II—フルート協奏曲第2番
湯浅譲二:始源への眼差II
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No. 26
エサ=ペッカ・サロネン(1958-)2002年12月1日
エサ=ペッカ・サロネン:インソムニア〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:エサ=ペッカ・サロネン
NHK交響楽団 - 曲目
- 田中カレン:ローズ・アブソリュート〔世界初演〕
エサ=ペッカ・サロネン:フォーリン・ボディーズ
ヴィトルト・ルトスワフスキ:管弦楽のための本
エサ=ペッカ・サロネン:インソムニア〔委嘱作品・世界初演〕
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No. 27
ヘルムート・ラッヘンマン(1935-)2003年12月4日
ヘルムート・ラッヘンマン:書〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:秋山和慶
ピアノ:菅原幸子
東京交響楽団
副指揮:マティアス・ヘルマン
副指揮:下野竜也 - 曲目
- ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:序曲「コリオラン」 op.62
ヘルムート・ラッヘンマン:書〔委嘱作品・世界初演〕
イザベル・ムンドリー:流砂〔日本初演〕
ヘルムート・ラッヘンマン:ピアノ協奏曲「よみがえる響き」〔日本初演〕
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No. 28
ヴィンコ・グロボカール(1934-)2004年8月26日 <管弦楽>
ヴィンコ・グロボカール:「人質」—大オーケストラとサンプラーのための〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:ヴィンコ・グロボカール
トロンボーン:バリー・ウェップ
東京フィルハーモニー交響楽団 - 曲目
- ヴィンコ・グロボカール:「労働」—大オーケストラのための〔日本初演〕
ルネ・レイボヴィッツ:コンチェルティーノ—トロンボーンとオーケストラのための〔日本初演〕
ラリッサ・ヴルハンク:「ホログラム」—オーケストラのための〔日本初演〕
ヴィンコ・グロボカール:「人質」—大オーケストラとサンプラーのための〔委嘱作品・世界初演〕
2004年8月30日 <室内楽>
- 出演
- 指揮:ヴィンコ・グロボカール
トロンボーン:バリー・ウェップ、ヴィンコ・グロボカール
フェスティバルアンサンブル - 曲目
- ヴィンコ・グロボカール:背中合わせ〔日本初演〕
ヴィンコ・グロボカール:見えない時間〔日本初演〕
ヴィンコ・グロボカール:それでも地球は廻っている〔日本初演〕
ヴィンコ・グロボカール:鉄の山〔日本初演〕
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No. 29
サルヴァトーレ・シャリーノ(1947-)2005年8月27日 <管弦楽>
サルヴァトーレ・シャリーノ:シャドウ・オブ・サウンド—オーケストラのための〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:ティート・チェッケリーニ
ピアノ:ニコラス・ホッジズ
東京フィルハーモニー交響楽団 - 曲目
- サルヴァトーレ・シャリーノ:ハリー・パーチ以後の傾向—ピアノとオーケストラのための
ルイジ・ノーノ:建築家C.スカルパ、その無限の可能性に寄せて—ミクロインターヴァル(微小音程)のオーケストラのための
ステファノ・ジェルヴァゾーニ:導音—オーケストラのための
サルヴァトーレ・シャリーノ:シャドウ・オブ・サウンド—オーケストラのための〔委嘱作品・世界初演〕
2005年8月29日 <室内楽>
- 出演
- 指揮:ベアト・フラー
バリトン:オットー・カッツァマイヤー
クラングフォーラム・ウィーン - 曲目
- サルヴァトーレ・シャリーノ:さかさまの空間~アンサンブルのための〔日本初演〕
ベアト・フラー:静寂〔日本初演〕
サルヴァトーレ・シャリーノ:旅のノート〔日本初演〕
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No. 30
マーク=アンドレ・ダルバヴィ(1961-)2006年8月25日 <管弦楽>
マーク=アンドレ・ダルバヴィ:ヤナーチェクの作品によるオーケストラ変奏曲 〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:マーク=アンドレ・ダルバヴィ
ピアノ:レイフ・オヴェ・アンスネス
東京フィルハーモニー交響楽団 - 曲目
- マグヌス・リンドベルイ:彫刻〔日本初演〕
マーク=アンドレ・ダルバヴィ:ピアノ協奏曲〔日本初演〕
マーク=アンドレ・ダルバヴィ:ヤナーチェクの作品によるオーケストラ変奏曲 〔委嘱作品・世界初演〕
クロード・ドビュッシー:海—管弦楽のための3つの交響的素描
2006年8月30日 <室内楽>
- 出演
- 指揮:マーク=アンドレ・ダルバヴィ
オーボエ:柴山洋
アンサンブル・ノマド - 曲目
- マーク=アンドレ・ダルバヴィ:乱れた拍子の前に……〔日本初演〕
マーク=アンドレ・ダルバヴィ:タクトゥス〔日本初演〕
マーク=アンドレ・ダルバヴィ:三重奏〔日本初演〕
マーク=アンドレ・ダルバヴィ:移ろいの進行—オーボエとアンサンブルのための〔日本初演〕
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No. 31
ジャン=クロード・リセ(1938-2016)2007年9月5日 <管弦楽>
ジャン=クロード・リセ:スキーム—ヴァイオリンとオーケストラのための〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:秋山和慶
ヴァイオリン:木村まり
東京交響楽団 - 曲目
- ファビアン・レヴィ:一致—シンフォニー・オーケストラのための
ジャン=クロード・リセ:位相—オーケストラのための4つのエチュード
ジャン=クロード・リセ:スキーム—ヴァイオリンとオーケストラのための〔委嘱作品・世界初演〕
アンドレ・ジョリヴェ:5つの儀礼的舞曲
2007年9月8日 <室内楽>
- 出演
- 指揮:佐藤紀雄
ソプラノ:吉川真澄
ヴァイオリン:木村まり
ピアノ:中川賢一
ディスクラヴィア:ジャン=クロード・リセ
アンサンブル・ノマド
音響:有馬純寿 - 曲目
- ジャン=クロード・リセ:「リトルボーイ」のための音楽(ピエール・アレによる広島の惨劇についての劇より)
「ナカ」—ソプラノと4楽器のための
「Fall」—2トラックテープのための
ジャン=クロード・リセ:ヴァリアンツII—コンピュータ処理によるヴァイオリンのための作品〔世界初演〕
ジャン=クロード・リセ:対話—4人の奏者とコンピュータ合成によるテープのための
ジャン=クロード・リセ:Tri-IV—ピアノのための(クセナキスへのオマージュ)
ジャン=クロード・リセ:一人のピアニストのためのデュエット:3つのエチュード—ヤマハ・ディスクラヴィア・ピアノのための
ジャン=クロード・リセ:オスクラ—ソプラノとコンピュータのための
ジャン=クロード・リセ:共鳴する音空間—8トラックテープのための
ジャン=クロード・リセ:蜃気楼Ⅲ—16楽器とテープのための
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No. 32
ステファーノ・ジェルヴァゾーニ(1962-)2008年8月29日 <管弦楽>
ステファーノ・ジェルヴァゾーニ:ルコネサンス〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:杉山洋一
ピアノ:バハル・ドルドゥンジュ
東京都交響楽団 - 曲目
- ステファーノ・ジェルヴァゾーニ:イーレネ・シュテンメ—ピアノと交響管弦楽のための「パルティータの始まり」〔日本初演〕
クレール=メラニー・シュニベール:クロニーク[消息]〔フランス政府委嘱作初演〕
ニッコロ・カスティリオーニ:冬—ふ・ゆ—小オーケストラのための11の音楽詩〔日本初演〕
ステファーノ・ジェルヴァゾーニ:ルコネサンス〔委嘱作品・世界初演〕
2008年8月24日 <室内楽>
- 出演
- 指揮:杉浦洋一
フルート:マリオ・カローリ
東京シンフォニエッタ、マクロコスモス - 曲目
- ステファーノ・ジェルヴァゾーニ:アン—シューベルトの相関性によるセレナータ風 アルト・フルート、クラリネットと弦楽トリオのための
ステファーノ・ジェルヴァゾーニ:アニマート—8楽器のための〔日本初演〕
ステファーノ・ジェルヴァゾーニ:アンティテッラ—12楽器のための〔日本初演〕
ステファーノ・ジェルヴァゾーニ:シャン—フルートと22奏者のための〔日本初演〕
ステファーノ・ジェルヴァゾーニ:スヴェーテ・ティヒ~「幻想曲」によるカプリッチョ~2台ピアノと2打楽器のための〔日本初演〕
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No. 33
ウンスク・チン 陳銀淑(1961-)2009年8月28日 <管弦楽>
ウンスク・チン:シュウ—中国笙とオーケストラのための協奏曲〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:秋山和慶
笙:ウー・ウェイ 吴巍
東京交響楽団 - 曲目
- ジェルジ・リゲティ:サンフランシスコ・ポリフォニー
アントン・ウェーベルン:オーケストラのための5つの小品 op.10
ウンスク・チン:ロカナ—大オーケストラのための〔日本初演〕
スキ・カン:カテナ—大オーケストラのための〔日本初演〕
ウンスク・チン:シュウ—中国笙とオーケストラのための協奏曲〔委嘱作品・世界初演〕 *共同委嘱/エッセン・フィルハーモニー、アムステルダム土曜マチネ、ロサンゼルス・フィルハーモニック
2009年8月24日 <室内楽>
- 出演
- 指揮:杉山洋一
打楽器:吉原すみれ、加藤訓子、宮本典子
ピアノ:中川賢一
ソプラノ:森川栄子、吉川真澄
ライブ・エレクトロニクス:有馬純寿
アンサンブル・ノマド - 曲目
- ウンスク・チン:アレグロ・マ・ノン・トロッポ—打楽器とテープのための〔日本初演〕
ウンスク・チン:3つのピアノ・エチュード
第1番「ハ調」 、第6番「種子」—ピエール・ブーレーズのために、第5番「トッカータ」
イリャン・チャン 鄭逸錬:BENU—マリンバ、ヴィブラフォンと大アンサンブルのための(ウンスク・チン委嘱作)〔世界初演〕
ウンスク・チン:錯綜としがらみ(オペラ『不思議の国のアリス』から)—ソプラノとアンサンブルのための(ジュンユン・ジョー編曲)〔世界初演〕
ウンスク・チン:折句—言葉の遊戯—ソプラノとアンサンブルのための(『鏡の国のアリス』と『ネバーエンディングストーリー』による)〔日本初演〕
ウンスク・チン:ピアノ、打楽器とアンサンブルのための二重協奏曲〔日本初演〕
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No. 34
ジョナサン・ハーヴェイ(1939-2012)2010年8月30日 <管弦楽>
ジョナサン・ハーヴェイ:80ブレス・フォー・トウキョウ—オーケストラのため〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:沼尻竜典
東京フィルハーモニー交響楽団
CDオペレーター:有馬純寿 - 曲目
- ジョナサン・ハーヴェイ:ボディ・マンダラ—オーケストラのための〔日本初演〕
リヒャルト・ワーグナー:聖金曜日の音楽—舞台神聖祝典劇『パルジファル』から
エクトル・パラ:カルスト=クロマII—大オーケストラのための〔日本初演〕
ジョナサン・ハーヴェイ:80ブレス・フォー・トウキョウ—オーケストラのため〔委嘱作品・世界初演〕
2010年8月26日 <室内楽>
- 出演
- 指揮:板倉康明
ヴァイオリン:山本千鶴
東京シンフォニエッタ
弦楽四重奏:クヮトロ・ピアチェーリ
エレクトロニクス:ジルベール・ヌノ(IRCAM) - 曲目
- ジョナサン・ハーヴェイ:スリンガラ・シャコンヌ—15人の奏者のための〔日本初演〕
ジョナサン・ハーヴェイ: 隠された声2—12人の奏者とCDのための〔日本初演〕
ジョナサン・ハーヴェイ:シェーナ—ヴァイオリンと9人の奏者のための〔日本初演〕
ジョナサン・ハーヴェイ:弦楽四重奏曲第4番—ライブ・エレクトロニクスを伴う〔日本初演〕
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No. 35
ジュリアン・ユー(1957-)2011年8月25日 <管弦楽>
ジュリアン・ユー:交響組曲「我らの自然界のために」〔委嘱作品・世界初演〕
- 出演
- 指揮:山田和樹
東京都交響楽団 - 曲目
- ジュリアン・ユー:舞雩
湯浅譲二:芭蕉の情景
田中聰:沈黙の時—オーケストラのための
湯浅譲二:内触角的宇宙(ジュリアン・ユー編曲)
ジュリアン・ユー:交響組曲「我らの自然界のために」〔委嘱作品・世界初演〕
2011年8月30日 <室内楽>
- 出演
- 指揮:板倉康明
ヴァイオリン:山本千鶴
東京シンフォニエッタ - 曲目
- ジュリアン・ユー:ビーバーによるパッサカリア~ヴァイオリン独奏のための〔日本初演〕
ジュリアン・ユー:閃光II~ピアノ、2台のヴィブラフォンとグロッケンシュピールのための〔日本初演〕
ジュリアン・ユー:チャコンニッシマ~4人の打楽器奏者とピアノのための〔日本初演〕
ジュリアン・ユー:フィロペンタトニア~室内オーケストラのための op.32〔日本初演〕
モデスト・ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ジュリアン・ユー編曲)〔日本初演〕