園芸用語辞典/た行
堆肥(たいひ)肥料
有機物を積み上げて発酵・腐熟させたもので、花壇や庭の土づくりに欠かせない土壌改良材。材料によって牛ふん堆肥、バーク堆肥、稲わら堆肥などに分けられます。腐葉土はカシ、クヌギ、ナラなど広葉樹の硬質の葉だけでつくった上質の堆肥です。また、家庭で簡単につくれるものに、生ごみ堆肥や雑草堆肥があります。堆肥には肥料成分はそれほどの量は含まれていませんが、これを加えることで土を団粒化し、水はけ、水もちといった土の物理性をよくする効果があります。また、堆肥の分解が進んで腐植が形成されて、土の養分保持力が増大します。
立ち枯れ病(たちがれびょう)病害虫
発生時期:4~11月
被害症状:根や茎に糸状菌が寄生して腐敗し、立ったまま枯れてしまう病気。株が容易に抜けて根は飴色に変色する。
発生しやすい条件:15~28℃、多湿、苗の植え痛みや肥あたりから発生することが多い
防除方法:薬剤散布
被害症状:根や茎に糸状菌が寄生して腐敗し、立ったまま枯れてしまう病気。株が容易に抜けて根は飴色に変色する。
発生しやすい条件:15~28℃、多湿、苗の植え痛みや肥あたりから発生することが多い
防除方法:薬剤散布
短日性(たんじつせい)生長
一日の日照が一定の時間より短くなると花芽が出来る性質のこと。短日性の植物の多くは秋咲きです。
短日植物(たんじつせいしょくぶつ)植物
一日の日照が一定の時間より短くなると花芽が出来る、短日性の植物。短日性の植物の多くは秋咲きです。
単植(たんしょく)植栽
1種類の植物を植えること。
窒素(N)(ちっそ)肥料
働き:葉緑素を作るうえで大切な働きをします。葉や茎の生育初期に必要な成分要素です。
過多の場合:花は花芽が出来にくくなります。葉は大きくなりすぎ、葉色も濃くなります。茎は病気や害虫に弱くなります。
欠乏の場合:花・葉・茎・草丈とも未生育の状態になり、花は形が小さく、花自体少なくなります。葉は黄色く変色し古いものは落ちます。
過多の場合:花は花芽が出来にくくなります。葉は大きくなりすぎ、葉色も濃くなります。茎は病気や害虫に弱くなります。
欠乏の場合:花・葉・茎・草丈とも未生育の状態になり、花は形が小さく、花自体少なくなります。葉は黄色く変色し古いものは落ちます。
長日性(ちょうじつせい)生長
一日の日照が一定の時間より長くなると花芽が出来る性質のこと。短日性の植物の多くは春咲きです。
長日植物(ちょうじつしょくぶつ)植物
一日の日照が一定の時間より長くなると花芽が出来る、長日性の植物。長日性の植物の多くは春咲きです。
追肥(ついひ)肥料
苗を定植する時に、初期生育を助けることを目的にあらかじめ施す元肥に対し、その後の生育の具合を見ながら、肥料切れを起こさないように施す肥料のこと。化成肥料や液体肥料など速効性の肥料が適しています。「追い肥」ともいう。
定植(ていしょく)育て方
育苗床、育苗ポットなどに仮植えして育てた苗を、最終的に鑑賞するために花壇やコンテナに植えつけること。
底面潅水(ていめんかんすい)育て方
容器に水を入れ、鉢を浸して底穴から水を吸わせる潅水方法。特に水切れを嫌う植物や、タネまき直後などに用います。
摘芯(てきしん)育て方
ピンチともいう。植付け後、2~3週間の間に、成育のおう盛な頂芽を早めに摘み取ることで、腋芽の発育をよくし、側枝の発生を促します。これにより、枝数がふえ、花をたくさんつけることができます。
徒長(とちょう)育て方
日光不足や通風不足、あるいはチッ素肥料が多かったことなどが原因で、茎葉が軟弱に長く伸びてしまうこと。
トレリス(とれりす)その他
細長い木材を縦横、または斜めに組んだもの。フェンスに使われるほか、パネルにして壁面に固定することもあります。ハンギングバスケットを飾ったり、つる性の植物をからませるのに最適です。
トレーリングタイプ(とれーりんぐたいぷ)植物
草姿が枝垂れるタイプ。立つタイプは、立ち性タイプ