園芸用語辞典/な行
根腐れ(ねぐされ)育て方
用土の過湿や通気性の不足によって、根が呼吸できなくなり腐ること。過度の水やりも根ぐされを引き起こします。
根づまり(ねづまり)育て方
栽培容器いっぱいに根が生長し、それ以上伸びる余地がなくなった状態。水分や養分の吸収が満足に行えないため、根をほぐしたり、切断して、新しい根の再生を促し、植えかえる必要があります。
根づまりと根腐れ対策(ねづまりとねぐされたいさく)育て方
水やりした水がすっと鉢に染み込んで行かない場合は、土が古くなっていたり、根が鉢中に回って水が吸えない、いわゆる根づまりの状態です。鉢底の穴から根が伸び出していたり、下葉が枯れ落ちた場合も同様で、植えかえの時期が遅れたと判断します。また、用土が湿っていても、葉がぐったりして元気がなかったり、葉先が黄色く枯れ始めている場合には、加湿による根腐れの可能性があります。どちらの場合も、水やりを控えて早めに植えかえることが必要です。
根鉢(ねばち)育て方
購入した苗をポットから出したとき、生長した根が土を抱き込み、ポットの形状に固まった状態を指します。
定植時に「ほぐして植える」ことを薦めている場合もありますが、根の大きな切断は土壌病害の侵入リスクもあり、よほど古い苗で無い限り、そのまま植えることをお奨めします。
定植時に「ほぐして植える」ことを薦めている場合もありますが、根の大きな切断は土壌病害の侵入リスクもあり、よほど古い苗で無い限り、そのまま植えることをお奨めします。
濃度障害(のうどしょうがい)育て方
濃度の高い肥料を大量に与えられることによっておこる根の障害。障害が重い場合、植物は枯死することもあります。