過去の試合

サントリー ドリームマッチ
2016

(2016年8月1日/東京ドーム)

ザ・プレミアム・モルツ球団
10
東北・ジャパンヒーローズ
2

個人成績 Status

責任投手
勝:宮本(和)
敗:桑田
本塁打
G.G.佐藤
二塁打
中村 紀洋、宮本 慎也
G.G佐藤、和田 豊
MVP
中村 紀洋
敢闘賞
G.G.佐藤
マスタープレー賞
宮本 慎也

試合ハイライト Highlights

“夢の球宴”も今年で21回目。「サントリー ドリームマッチ2016 in 東京ドーム」は、 8月1日(月)に開催されました。

3連覇を狙う山本浩二監督率いる「ザ・プレミアム・モルツ球団」と、昨年、一昨年の雪辱を果たしたい東北楽天ゴールデンイーグルス初代監督・田尾安志監督率いる、東北にゆかりのある選手を集めた「東北・ジャパン ヒーローズ」が対戦。

日本プロ野球界初の50才登板を果たした中日OBの山本昌、西武・中日OB活躍した頼れる男“ベンちゃん”こと和田一浩。そして、こちらも勝負強さが抜群の近鉄・中日・横浜などで活躍しプレモル球団で現役続行となった中村紀洋の3名を新たに迎えたプレモル球団!

対する東北・ジャパンヒーローズも、元気いっぱい巨人OBの中畑清をキャプテンに任命し、31シーズン阪神一筋の和田豊、こちらも阪神一筋、攻守に定評のある関本賢太郎、走攻守揃ったユーティリティプレーヤーで楽天OBの鉄平。

そして、4球団で活躍した技巧派の下柳剛という魅力的な5名を招聘し、プレモル球団を迎え撃ちました。どちらが勝ってもおかしくない編成になった両チームの戦いが始まります!!

オープニングセレモニー

試合前のオープニングセレモニーでは、選手全員がグラウンドに登場!通常の試合では味わえない演出で会場を盛り上げました。

そして、本大会の飲料やオリジナルグッズ、チャリティシート等の売上金の一部を、東北ならびに熊本の子供たちの野球復興のために寄付することを発表しました。

オープニングセレモニーの締めくくりは恒例の“スコール”!!選手やゲスト、お客様全員でのスコール三唱!

いよいよ、決戦の幕開けです!!

始球式

始球式には、ふんわり鏡月のCMでご活躍中の女優・石原さとみさんが登場!昨年のマサカリ投法に続き、今年はトルネード投法で豪快な投球。東北・ジャパン ヒーローズのキャプテン中畑選手に投じた1球は、見事にキャッチャーまで到達。大歓声が沸き起こりました。

1回

初回、前年に引き続き先発したプレモル球団の宮本和知は初出場の和田豊に二塁打を打たれるものの後続をしっかり押さえ無得点で切り抜けました。対する東北・ジャパンヒーローズ先発の桑田は野村、宮本慎に連打を浴び、バースの犠牲フライ、初出場の中村紀のタイムリーで3点を先制されてしまいました。

2回

2回表。東北・ジャパンヒーローズのG.G.佐藤がヒットを放ち乱打戦の様相を呈しましたが、後続が凡退し無得点。その裏のプレモル球団も吉村、宮本慎がヒットを放つものの追加点には至らず3回に進みました。

3回

3回表はプレモル球団三番手・西崎が踏ん張り無得点で切り抜けました。その裏、バースがヒットで出塁。その代走としてなんと初出場の山本昌が登場!そして同じく初出場の和田一が二塁打を放つと、最後は篠塚のタイムリーで追加点!

4回

そして4回表です。西崎のカーブをG.G.佐藤がフルスイング。あっという間にレフトスタンドに突き刺ささる文句なしのホームラン!

反撃の狼煙が上がったはずの東北・ジャパン ヒーローズでしたが、その裏、初出場の下柳の乱調に付け入られ和田一のタイムリーなどで7点目を献上してしまいました。

試合前イベント 「キッズ特別招待 キャッチボールしよう!」

今年も、東京から「東北に元気を届けたい」という思いで開催した本大会は、サントリーグループの東日本大震災復興支援活動である「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環としての取り組みも含め、昨年に続き、さまざまなチャリティ施策や東北応援施策を実施しました。

試合前イベントとして実施した、「キッズ特別招待 キャッチボールしよう!」には、抽選で選ばれた約200名のお子様が参加し、グラウンドで24名の選手とキャッチボールをして楽しまれました。全員での記念撮影も行い、お帰りの際にはプリントした写真をプレゼント!子どもたちの笑顔は最高ですね!

試合中イベント 「ベストスマイル賞」

昨年に続き、グラウンドレベルの特別席で観戦できる「チャリティエキサイトシート」を400席限定で販売しました。また今年からは有料のチャリティシートを拡大しました。チャリティマスターズシート160席、チャリティプレミアムシート300席を販売しました。

オリジナルグッズとのセットで販売し、売上金の一部はチャリティとして東北や熊本の復興に役立てます。当日観戦に来られたお客様もその臨場感に大満足!チャリティへのご協力に深く感謝いたします。

2012年の仙台開催時に始まった「ベストスマイル」も2回表、4回表、6回裏に実施し、会場の中の「ベストスマイル」をフューチャー!3名のステキな笑顔をいただきました!おめでとうございます!

5回

5回表のプレモル球団のピッチャーは大野。ピンチを招くも初出場の和田豊をダブルプレーに押さえました。その裏の東北・ジャパン ヒーローズのピッチャーは荒木。代打・川藤を豪快な空振りに仕留めました。

5回裏終了時にはグラウンドメンテナンスが行われました。そのインターバルを使って始まるのが恒例の「YMCAダンシング」!YMCAのアップテンポな曲に乗ってプレモルガールがグラウンド中に花を咲かせました。そして今年もサントリーの社内ボランティアスタッフが楽しいダンスを披露。出場選手をはじめ、グランドキーパーの皆さんも参加しての大盛り上がり!!観客の皆さんも入場時に配布されたバンバンスティックを打ち鳴らし、楽しいパフォーマンスに華を添えていただきました。

試合中イベント 「プレミアムナンバーズ」

そして、昨年に引き続き実施した「プレミアムナンバーズ」。両監督の直筆サイン入り試合球とサントリー製品1ケースがあたるプレゼント企画!

場内外特設物販コーナーでは、「サントリー ドリームマッチ」オリジナルTシャツやオリジナルマフラータオルを販売!完売になるほどの人気でした!!

6回

中盤となる6回表、プレモル球団のマウンドに大歓声と共に登場したマサカリ投法・村田。年齢を感じさせない球速とフォークで三者凡退に抑え会心のガッツボーズでマウンドを後にしました。

なんとか流れを変えたい東北・ジャパンヒーローズはその裏、お馴染みとなった秘密兵器、ピッカリ投法の佐野を起用。しかし、打者の和田一への初球があわやデッドボールの暴投になると乱闘寸前に!?すかさずキャッチャーの小田が止めに入り三人が脱帽して和解。3人のピッカリが完成!その後、和田一は三振。バースにヒットを許すなどピンチを迎えたが代走の山本昌がタッチアウトになりピンチを切り抜けました。

7回

7回表は宮本慎のエラーに助けられ東北・ジャパンヒーローズが1点を返しました。

その裏、東北・ジャパンヒーローズのピッチャーは池谷に。プレモル球団は代打で山本監督が自らバッターボックスに向かいます!しかし、セカンドフライに打ち取られてしまいました。続いて張本GMも打席に立ちましたがセカンドゴロで凡退してしまいます。

8回

終盤の8回表、プレモル球団のピッチャーは野口。なんとか盛り返したい東北・ジャパンヒーローズでしたが、野口の好ピッチング前に沈黙。三者凡退に切って取りました。

その裏、東北・ジャパンヒーローズのピッチャー齊藤から和田一、稲葉、バース、中村紀とヒットが続き追加点!宮本慎、鈴木尚も続いて計3点追加となりました!

9回

最終回、プレモル球団は野口が続投!G.G.佐藤が二塁打を放つもツーアウト。そして、ここで満を持してレジェンド山本昌がマウンドに!!東北・ジャパンヒーローズの高橋を1球で仕留めゲームセットとなりました。

試合後

10対2の圧勝でプレモル球団が3連覇を達成しました!

MVPはタイムリー2塁打など2安打を放った中村紀洋(プレモル球団)が初出場で受賞。敢闘賞は、見事なホームランを放ったG.G.佐藤(東北・ジャパンヒーローズ)が獲得しました。そして、攻守に活躍、華麗な守備を魅せてくれたプレモル球団の宮本慎也にマスタープレー賞が贈られました。

素晴らしい守備やピッチング、パワーや技術を魅せつけたバッティンで存分にワクワクさせてくれた両チーム。今年も集まった約4万人のお客様の興奮と笑顔で溢れた “夢の球宴”となりました。