過去の試合

サントリー ドリームマッチ
2015

(2015年8月3日/東京ドーム)

ザ・プレミアム・モルツ球団
13
東北・ジャパンヒーローズ
6

個人成績 Status

責任投手
勝:池谷(和)
敗:金村
本塁打
金本
山﨑
三塁打
稲葉
二塁打
稲葉、金本、古城
ラミレス、桑田
MVP
金本 知憲
敢闘賞
山﨑 武司
マスタープレー賞
稲葉 篤紀

試合ハイライト Highlights

“夢の球宴”も遂に20回目。「サントリー ドリームマッチ 2015 in 東京ドーム」は、8月3日(月)に開催されました。

2連覇を狙う山本浩二監督率いる「ザ・プレミアム・モルツ球団」と、昨年の雪辱を果たしたい東北楽天ゴールデンイーグルス初代監督・田尾安志監督率いる、東北にゆかりのある選手を集めた「東北・ジャパンヒーローズ」が対戦。

ヤクルト・日ハムOBの稲葉、日ハムOBの”ガンちゃん”こと岩本、首位打者も獲得した横浜OBの鈴木(尚)、巨人・中日OBの小田の4名を新たに迎えたプレモル球団!

対する東北・ジャパンヒーローズも、広島・日ハム・巨人OBの金石、ヤクルト・巨人・横浜で大活躍した“ラミちゃん”ことアレックス・ラミレス、西武・ロッテOBのG.G.佐藤を招聘し、プレモル球団を迎え撃ちました。

どちらが勝ってもおかしくない編成になった両チームの戦いが始まります!!

オープニングセレモニー

試合前のオープニングセレモニーでは、選手全員がグラウンドに登場!通常の試合では味わえない演出で会場を盛り上げました。

そして、本大会の飲料やオリジナルグッズ等の売上金の一部を東北の子どもの野球振興と、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンを通じた東北こども支援に寄付することを発表し、チャリティ金の贈呈式も執り行いました。

オープニングセレモニーの締めくくりは恒例の“スコール”!!選手やゲスト、お客様全員でのスコール三唱!いよいよ、決戦の幕開けです!!

始球式

始球式には、ふんわり鏡月のCMでご活躍中の女優・石原さとみさんが登場!

村田兆治選手に指導を受けたと言うマサカリ投法を駆使し、東北・ジャパンヒーローズのラミレスに投じた1球は、見事にキャッチャーまで到達。大歓声が巻き起こりました。

1回

初回、前年に引き続き先発したプレモル球団の宮本和知は、危なげないピッチングを披露。対する東北・ジャパンヒーローズも、先発の桑田が129km/hを記録する速球でプレモル打線を手玉に取ります。

2回

投手戦の予想を呈しましたが、試合が動いたのは2回。東北・ジャパンヒーローズ先頭打者の山﨑は、プレモル球団 二番手・西崎のストレートをレフトスタンドに叩き込む豪快なホームラン。これを皮切りにチャンスを広げ、古田のタイムリーで1点を追加し、2-0で試合の流れを掴みにかかります。しかしその裏、プレモル球団も怒濤の反撃。代わった水野を捉え、西山・稲葉のタイムリーですぐに同点に追いつきました。

3回

突き放したい東北・ジャパンヒーローズは、3回表、山﨑・ラミレスの猛打が爆発し、この回一挙3点を獲得。

3回裏、プレモル球団の攻撃も0点に抑え、2年振りの勝利へ向かい、大きく前進しました。

4回

しかし4回裏、プレモル球団打線が大爆発。東北・ジャパンヒーローズの金村を捕まえ、稲葉・宮本のタイムリーで1点差に。さらにバースの放ったセンター頭上のフライを名手・庄司が痛恨の落球。この間にランナーが2人が生還し、遂に逆転に成功します。

5回

プレモル球団は守備でも魅せ、5回表の東北・ジャパンヒーローズを完封。勢いの止まらない打線は、5回裏に代わった野村の初球を捉えた昨年のMVP、金本が値千金のツーランホームラン。古城、稲葉、バースがタイムリーでこれに続き、この回なんと5点。プレモル球団が優勢のまま前半が終了しました。

試合前イベント 「キッズ特別招待 キャッチボールしよう!」

今年も、東京から「東北に元気を届けたい」という思いで開催した本大会は、サントリーグループの東日本大震災復興支援活動である「サントリー東北サンさんプロジェクト」の一環としての取り組みも含め、昨年に続き、さまざまなチャリティ施策や東北応援施策を実施しました。

試合前イベントとして実施した、「キッズ特別招待 キャッチボールしよう!」には、抽選で選ばれた約250名のお子様が参加し、グラウンドで24名の選手とキャッチボールをして楽しまれました。全員での記念撮影も行い、お帰りの際にプリントした写真をプレゼント!子どもたちの笑顔は最高ですね!

東北在住の方を無料でご招待 「東北サンさん観戦ツアー」

東北在住の50組100名様を無料でご招待した「東北サンさん観戦ツアー」には、今年もたくさんの応募をいただきました。試合前の東京ドームグラウンドで両監督と記念撮影!そしてなんと、選手の試合前打撃練習もご見学いただきました!

昨年に続き、グラウンドレベルの特別席で観戦できる「東北応援チャリティシート」を400席限定で販売しました。オリジナルグッズとのセットで販売し、売上金の一部はチャリティとして東北復興に役立てます。当日観戦に来られたお客様もその臨場感に大満足!チャリティへのご協力に深く感謝いたします。

試合中イベント

2012年の仙台開催の時から始まった「ベストスマイル」も2回表、4回表、6回裏に実施し、会場の中の「ベストスマイル」をフューチャー!3名のステキな笑顔をいただきました!おめでとうございます!

5回裏終了時にはグラウンドメンテナンスが行われました。そのインターバルを使って始まるのが恒例の「YMCAダンシング」!YMCAのアップテンポな曲に乗ってプレモルガールがグラウンド中に花を咲かせました。

そして今年もサントリーの社内ボランティアスタッフが楽しいダンスを披露。出場選手をはじめ、グランドキーパー の皆さんも参加しての大盛り上がり!!観客の皆さんも入場時に配布されたバンバンスティックを打ち鳴らし、楽しいパフォーマンスに華を添えていただきました。

そして、昨年に引き続き実施した「プレミアムナンバーズ」。両監督の直筆サイン入り試合球とサントリー製品1ケースがあたるプレゼント企画!

場内外特設物販コーナーでは、「サントリードリームマッチ」オリジナルTシャツやオリジナルマフラータオルを販売!完売になるほどの人気でした!!

6回

中盤となる6回表、プレモル球団のマウンドに大歓声と共に登場したマサカリ投法・村田。年齢を感じさせない球速はなんと123km/hをマークし、東北・ジャパンヒーローズ打線を翻弄。アウト3つを全て三振で取って見せ、会心の表情でマウンドを後にしました。

嫌な流れを断ち切りたい東北・ジャパンヒーローズはその裏、お馴染みとなった秘密兵器、ピッカリ投法の佐野を起用。しかし、打者の金本も昨年から更にバージョンアップしたピッカリ打法で対抗し、場内からは大爆笑が。

反撃の隙を与えないプレモル球団は、この回も1点を追加しました。

7回

7回裏、東北・ジャパンヒーローズのピッチャーは槇原。バッターボックスにはバース、ネクストサークルには掛布・岡田の姿が。伝説のバックスクリーン三連弾を再び、と攻勢に出るプレモル球団でしたが、槇原はバース・掛布にヒットを浴びたものの、岡田を併殺打に討ち取り、歓喜のガッツポーズ。30年前の悪夢を見事に払拭しました。

8回

終盤の8回表、なんとか一矢報いたい東北・ジャパンヒーローズは、片岡のタイムリーで久々の得点。

しかし、プレモル球団の大野は追撃を許さず、続くG.G.佐藤を三振に切って取り、結局この回を1点に押さえました。

9回

9回表、東北・ジャパンヒーローズは、プレモル球団・橋本から桑田が技ありのバッティングでヒットを放ちPL学園対決を制したものの、残念ながら後続が続かず。最後は駒田をショートゴロに打ち取り、13-6でプレモル球団が2連覇を達成しました。

試合後

MVPは攻守に大活躍し、5回にはツーランホームランを放った金本知憲(プレモル球団)が昨年に続き受賞。

敢闘賞は、2回に目の覚めるような先制ホームランを放った山﨑武司(東北・ジャパンヒーローズ)が獲得しました。

また、今年はこの2賞に加え、全打席ヒットを記録したプレモル球団の稲葉篤紀にマスタープレー賞が贈られました。

凄まじい打撃戦を展開した両チーム。今年も集まった約4万人のお客様の興奮と笑顔で溢れた“夢の球宴”となりました。