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8/26(土)
15:00開演(14:20開場)大ホール
【桑原ゆう、委嘱新作を語る】
西洋楽器と邦楽器とがそれぞれに背負う音や音楽の質、その音楽を成り立たせる言語構造や文脈は、まったくちがっている。私がつくりたいのは、そのちがいをただ対比させるだけの音楽でも、ちがいをわざと均して扱う音楽でもない。ちがいの奥にある、各々の音楽をその音楽たらしめる「いのち」を見きわめ、その「いのち」がそのまま縦横無尽に、存分に躍動しながら、互いに互いの表になり裏になり、支え合い、共生して、ひとつの形をさがしていく…、そんな音楽である。そういう音楽を試行錯誤しながら、自分の生を確かめ、洋の東西もない、音や音楽の普遍性や核心に迫ろうとするのが、私の作曲である。
[桑原ゆう]
※曲順が下記の通り決定しました。
【作品の特徴】
音響や素材の「痕跡」(trace)を「辿る」(trace)。そしてその「痕跡」を、時間的な隔たり(遅延)と共に、新しい文脈の中で他の音響や素材との「差異」(difference)によって新たに定義し続ける(差延, différance)、デリダ的(脱)構築の試み。
【作品の特徴】
オーケストラを媒体にした、クィア・アクティビズムとしてのドキュメンタリー・ミュージック・シアター。
【作品の特徴】
スコルダトゥーラ群が奏でる前提=「床」。床上でのオーケストラ体験=「部屋」。特殊と通常、二種の調律界が併走する谷間で、床面に浮かぶ様々を掬いとる聴者の認知体験が今作のテーマ。忘れゆく、思い出す、ということ。
選考委員(50音順):
稲森安太己、小鍛冶邦隆、渡辺裕紀子
協力:
(一社)日本作曲家協議会/
(一社)日本音楽著作権協会/
(特非)日本現代音楽協会
候補作品応援企画 非公式開催!
恒例となった、聴衆による投票「SFA(S=サマー、F=フェスティバル、A=芥川)総選挙」を、今年も行います。
この選考演奏会を会場で聴いて、気に入った曲に投票してください。
観客による総選挙の結果は、作曲賞決定後に発表します。
写真は昨年の総選挙の結果。公演当日にロビーで掲示します。
サントリーホール・メンバーズ・クラブ先行発売: | 5月9日(火)10:00〜14日(日) |
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一般発売: | 5月15日(月)10:00〜 |
※先行期間中は窓口での販売はございません。
※学生券はサントリーホールチケットセンター(WEB・電話・窓口)のみ取り扱い。25歳以下、来場時に学生証提示要。1公演につき、お一人様1枚限り。
※前売券は、公演当日は正午までWEBで購入いただけます。
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