私たちの事業や取り組みを
数字をつかってご紹介します。
天然水の森
サントリーグループがコーポレートメッセージとして掲げる言葉 「水と生きる」のもと、水源涵養(かんよう)機能の向上と生物多様性の再生を目的とした活動である「天然水の森」を2003年に開始しました。現在では、16都府県23ヵ所、12,000ヘクタールを超える規模まで拡大し、国内工場で汲み上げる地下水量の2倍以上の水を涵養しています。
また、自然の大切さを新しい世代へとつなぐ次世代環境教育「水育(みずいく)」を2004年から実施しております。「水育(みずいく)」は、子どもたちが自然のすばらしさを感じ、水や、水を育む森の大切さに気づき、未来に水を引き継ぐために何ができるかを考える、次世代に向けた独自のプログラムです。
気候変動への取り組み
水を大切にする取り組み
水セキュリティ分野8年連続
CDP気候変動 Aリスト
CDPウォーターセキュリティ
Aリスト企業(最高位)
当社を含むサントリグループは、水源涵養活動や工場での水使用料の削減活動および気候変動への取り組みなどにおいて、「CDP」から高い評価を受け、「CDP気候変動2023 Aリスト企業」「CDP水セキュリティ2023 Aリスト企業」に選定されました。今回の選定は、以下の取り組みをはじめ、サントリーグループのサステナビリティ経営が総合的に評価されたものと大変意義深く受け止めています。
●SBTイニシアチブ「1.5℃目標」の認定に整合した「環境目標2030」における温室効果ガス削減目標設定と進捗
●日本・米州・欧州全ての自社生産研究拠点※で購入する電力の100%再生可能エネルギー化完了
※ 飲料・食品および酒類事業に関わる拠点
●Scope3でのGHG削減に向け、サプライヤーの排出量把握やベストプラクティスの共有
●サプライヤーと協働しGHG削減に寄与する容器を開発
●TCFD提言に基づき、気候変動によるリスク・機会を評価・特定し、事業に対するインパクトを、シナリオ分析の手法を用いて定量的に開示
●自社工場への水に関するリスク評価・管理・取り組みの推進
容器原料の取り組み
の国産最軽量※
ペットボトルを使用
サントリーでは、環境負荷低減を目指した容器包装を取り入れています。「サントリー天然水」550mℓペットボトルには、独自開発の国産最軽量※となる11.9gのペットボトル(自動販売機対応商品は除く)を採用しています。
2000年のボトル(24.0g)に比べ、化石由来原料の使用量を550mℓペットボトル1本あたり約5割削減しています。
地球温暖化対策
生産・研究開発での取り組み
自社生産研究拠点※で購入する電力を 100%
再生エネルギー化
当社を含めサントリーグループは、日本・米州・欧州の飲料・食品および酒類事業に関わる全ての自社生産研究拠点※1で購入する電力を、100%再生可能エネルギー化しました。
また、購入電力だけでなく、自社自身でも再エネを創出するため、工場への太陽光発電パネルの設置やバイオマスボイラーの導入を随時進めています。
※飲料・食品および酒類事業に関わる拠点
サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場
ニュースリリースペットボトルの
100%サステナブル化に向けた
取り組み
使用比率(重量ベース)
2023年実績
日本:53%
海外:18%
※1リサイクル素材あるいは植物由来素材
当社を含むサントリーグループでは、2030年にすべての商品を100%サステナブルペットボトル(リサイクル素材or植物由来素材等)にすることを目標としています。
環境負荷の低い「ボトルtoボトル」水平リサイクルを優先して推進し、ペットボトルを資源として何度も循環することで、持続可能な社会の実現を目指しています。